1979-03-01 第87回国会 衆議院 予算委員会第四分科会 第3号
○西宮分科員 そういうように日本の食生活が変わってきた、動物たん白質を大変とるようになった、その結果えさを大量に輸入するようになったのだということですが、いまの大臣のお話は、聞きようによっては、日本がそういうことになったのは大変結構なことじゃないかとも聞こえるのだけれども、私は、農産物の最大の輸入国になった、押しも押されもしない、世界第一だということは決して自慢にはならぬことだと思うのですね。
○西宮分科員 そういうように日本の食生活が変わってきた、動物たん白質を大変とるようになった、その結果えさを大量に輸入するようになったのだということですが、いまの大臣のお話は、聞きようによっては、日本がそういうことになったのは大変結構なことじゃないかとも聞こえるのだけれども、私は、農産物の最大の輸入国になった、押しも押されもしない、世界第一だということは決して自慢にはならぬことだと思うのですね。
○西宮分科員 次に農林大臣にお尋ねをいたしますが、いまの農業の現状というか、あるいは動向というか、私は非常に危険な要素を持っていると思うのですが、第一は、食糧の自給度が非常に低下をしているという問題、第二は、特に新しく学校を卒業した新卒の若者ですね、こういう人が農業離れをしていくという傾向、そういう二点が非常に目立つので、したがって、そういう意味で将来の日本の農業というのはまことに憂慮すべき状態にあるのではないかというふうに
○西宮分科員 国民の大半はそのように存続を希望しているというならば、法的根拠がなくなったからなくなってしまう、やがて滅びてしまうという危険にさらされておりますと書いてあるが、そういう心配はないですね。
○西宮分科員 私がお尋ねをしているのは、いわゆる皇位継承という、天皇が交代するというのと切り離してはなぜいけませんかということです。
○西宮分科員 私は、あらかじめ通告いたしておきましたように、世界連邦運動について若干意見を述べながら御質問をしたいと思うわけであります。
○西宮分科員 私も決して外交の専門家でも何でもありませんけれども、私どももいま大臣が言われたと同じような認識を持っているわけであります。ただ、最近いろいろ現象面では、目まぐるしく国際間の紛争というのがかなり頻繁に報道されておる。一歩誤ったらどういう結果になるかわからぬといったような危惧の念もあるわけであります。
西宮分科員が世界連邦日本国委員会の事務総長であり、私もその中の末席に入らせてもらっておりますから、その理想は結構であり、日本政府の目指すところもそうであり、かつまた、それは世界の必然性であり、必ず恒久平和がこなければならぬと思いますものの、現実の社会としては、現状は御承知のとおりでありまして、これを現実の政策目標としてやるのには、まだまだ現実がその点まで至っていない。
○西宮分科員 国連での審議の経過などを見ますと、いまの議定書については日本は棄権をしている、そういう状況等もありますので、私もその点を懸念しておったわけですけれども、やるならば、ぜひ議定書もここで批准をしてもらいたい。せっかくB規約も批准するについて、議定書が批准にならぬということになると、全く画竜点睛を欠くのじゃないかという気がするので、そのことを強く期待をしておりますが、それは違いますか。
○西宮分科員 私が申し上げたことも意見として含んで検討するというお話でありますから、それ以上申し上げますまい。ぜひそういう点、私はきわめて大事な問題だというふうに考えますので、そうしてもらいたい。 それから、新聞によると三カ所ばかり留保をするということがありますが、その点についてはどうなんですか。
○西宮分科員 私は、質問通告をいたしておきましたように、国際人権規約についてお尋ねをしたいのであります。 新聞で報道されておりますように、これはこの国会にお出しになるわけですか、まずその点。
○西宮分科員 これは国鉄の方にお尋ねをいたしますが、いわゆる実施計画その二と称するのだそうですか、駅の庁舎をつくったり、いよいよ営業を開始する、そういう段取りをこれからしなければならぬということですが、そういう準備等はどうなんでしょうか。つまり、さっき申し上げたように、線路は敷かれているわけですから、駅の庁舎をつくったり、あと電化が残っております。
○西宮分科員 おかげで、これができまして沿線の住民は大変喜んでいるわけですが、決して瀧を得て蜀を望むというのではなくて、最初から沿線の住民は全部、いわゆる一市十町村が一緒になりまして、やがてその前谷地からさらに一歩を進めて本線に結んでもらいたいという非常に強い運動が行われてきたわけであります。
○西宮分科員 それでは、前年の繰り越しを加えて相当な額があるということであれば、八つのCD線——私はほかのことはわかりませんので、丸森線だけを問題にしているわけですが、これに充当される金額は、五十二年度の五億三千万というような金額よりは相当ふえるのではないかというふうに考えるのですが、どうですか。
○西宮分科員 ことし消化できなかった分はその分だけ来年にさらに積み増しをするということになれば、それがいわゆる世間で俗に言うところのペナルティーなんですよね。そういう言葉が適当かどうかは別問題にして、それがいわゆるペナルティーだ。
○西宮分科員 私は、まず第一に、今度の生産調整の問題についてお尋ねをしたいのでありますが、今度の生産調整の問題については、ずいぶん地方の農民の皆さんからいろいろな手紙その他をもらっておるわけです。
○西宮分科員 いま大臣が言われたそういう問題については私も十分承知しておりますし、なお私も日本の米を持っていって向こうで食べてもらった、古米、古々米などを持っていったら非常に歓迎された、そういう体験もあるわけですから、そういう問題については後でまたゆっくりお話をしたいと思います。
○西宮分科員 農民の願い、注文は、早くやってほしい、結論を早く出してほしいということなんですけれども、これはここまで出すまでには、それぞれみんな市町村あるいは県、そういう段階を経、さらにまたそれぞれには相当それぞれに設けられたいろいろな審議機関があるわけですね。そういうところでそれぞれ審議を経て送り出してきているわけです。
○西宮分科員 いまお答えの労働生産性が上がってきたというのは、たとえば機械化等でかなり省力化されたというようなことで上がってきたに違いないと思うのでありますけれども、農業試験研究機関なども、かつては量の問題、続いて質の問題、これには非常に力を入れてきたんだけれども、もっとコストの問題にいろいろ試験研究を重ねていくということが大事ではないかと思うのです。
○西宮分科員 ちょっと私の言い方が足りなかったかもしれません。誤解されていますので一言だけ伺います。 私が申し上げたのは、農地を郡部に取得して規模を拡大すると言ったのは、何も米作をやる——おおむね郡部に新たに拡大するというものは水田ではなしに、水田はもう満杯ですから、そうではないところで畜産とか、主として畜産が多いと思うのですが、そういう拡大をしているわけです。
○西宮分科員 父兄の希望から言うと、かなり重度の障害児でも普通の学校に入れて全く同じように扱ってもらいたい、あたりまえの教育をしてもらいたい、こういう要望が非常に強いわけです。
○西宮分科員 時間が十分ありませんから、そういう大原則についてだけ伺いますから。 そこで私は、収容というか教育の仕方について、どういうやり方で、つまり私さっき三つの例を申し上げたけれども、そういうやり方について、どれが一番望ましいと文部省ではいま考えておられるか、それではその点だけ、局長でも大臣でも結構です。
○西宮分科員 終わります。
○西宮分科員 もちろん人間のやっている仕事ですから、うまくいったりいかなかったり、いろいろありましょうけれども、全体として物価の抑制、特に石油なんかの場合はそういう威力を発揮したと思うのですが、それともう一つ大事なことは、食品等で有害食品を排除して、あくまでも安全食品を供給する、こういう点については私はその任務を果たしてきているというふうに思うのだが、大臣いかがですか。
○西宮分科員 注文をしてもなかなか大臣はお答えにならないので、三番目の問題はまず大臣にお尋ねをいたしますが、生活協同組合を助長するという問題が厚生省の所管であるということを大臣御存じですか。
○西宮分科員 厚生省の行政について若干お尋ねをいたします。 大臣、数年前に元号が改まって福祉元年、こういうことになったわけですが、あのときから数えると、ことしは福祉何年になりましょうか。
○西宮分科員 大臣、サンチアゴに行かれるという話でありますが……(田中国務大臣「いや、まだわからないです」と呼ぶ)行かれたら、ひとつハバナも見てきてください。日本の通産大臣が来られたなんといったら、これはもててもてて、もて過ぎて、たいへんなことだと思いますので、ぜひおいでになってください。それほど日本に対する期待が大きいのです。
○西宮分科員 そういう方向にあるということをお聞きをして、われわれも非常に喜んでいるわけです。 時間がありませんので、さっそく私、キューバの問題についてお尋ねをしたいと思うのでありますが、実は昨年初めて参ったのでありますが、いま大臣が述べられたココムはキューバも対象国になっているんですか。どなたでもけっこうですが……。
○西宮分科員 なっておらないならば、キューバに関する限り問題はないわけでございますが、さっき大臣も言われたように、これは全廃する、こういうことで政府も提案しているというお話でありましたが、ぜひそれを貫徹してもらいたい。見通しはいかがでしょうか。
○西宮分科員 国が全面的に経費を負担するということはまだその段階ではないというならば、一歩譲って、しかしいまの考えは、遠からずそういう必要が迫ってくると思うのです。これは避け得ないと思いますが、百歩譲って国が財政的な援助をする。さっき長官は、その点はできるだけ大幅にやろうということを言われたわけです。ぜひそれを実現してもらいたいと思います。
○西宮分科員 私は昨日の厚生省関係の分科会で水道の問題についてお尋ねをしたのでありますが、その水道の問題で一番重大な問題ということになりますと、水資源の開発ということになるわけです。 〔主査退席、橋本(龍)主査代理着席〕 水資源の開発は、法律に基づいて、経済企画庁が基本計画の策定あるいは調査をする、こういう任務を持っているのです。
○西宮分科員 それでは、具体的な問題について伺っていきたいと思いますが、われわれ戦後、日本は水があるということをたいへんな日本の誇りとしてPRしておったわけです。しかし、考えてみると、確かに日本は水が多い。しかし、降った雨が海に流れてしまうということであっては問題にならないと思うのでありますが、そういう点について、基本的にはどういう対策を持っておるか。
○西宮分科員 農林省の当局がそういうふうに考えることは当然だと思うのですけれども、ただ、いま伺っただけではいわゆる国際分業論という主張に対する説得力としてきわめて弱いのじゃなかろうか。もうこれだけは断固として守らなければ日本としての存立があぶない——存立があぶないということばが適当かどうかわからないが、非常に極端な言い方をすれば、われわれの食糧だって全部海外から買ってもそれでもやっていける。
○西宮分科員 なるべく大臣にお尋ねしたいと思いますが、適当にかわっていただいてもけっこうでございます。 昨年予算審議の際に、日本の農政をどうするのか、こういうことでお尋ねをいたしますると、目下生産調整の実施中なのでそれが済まないことにはあとの見通しが立たない、何はともあれ生産調整に協力してもらいたい、こういう答弁が繰り返し繰り返しなされたわけであります。
○西宮分科員 官房長だけに答弁をしてもらっておりますが、農政局長にお尋ねします。 先ほど大臣も、今後の農政の方向として国際競争力にたえる農業、こういうことを言われたのだけれども、それを現実にはどういう方法で実現をしますか。
○西宮分科員 それでは、そっちのほうからひとつ話をしてください。
○西宮分科員 いま大臣が冒頭に、地域の問題を言われたのは、従来は都道府県を対象にしておりましたから、今度はそれを取り払おう、こういうお話だと思いますが、地域と職域の区別を撤廃するという点はどうですか。
○西宮分科員 要するに私の申し上げたいのは、措置費の中にそういう減価償却費というようなものを見る、これ以外に解決の道はないと思うのですよ。だから、それをやるかやらぬかということですね。
○西宮分科員 いま局長が言われましたように、第一期工事の中には入っていないので、将来の計画の中に入っている。したがって、その関係者が心配しておるわけですから、ぜひ、将来計画を検討されるときに、るる申し上げたことを前提にして検討していただきたいと思います。いまの面積はわずかに二十六ヘクタールでありますから、全体の工業地帯の造成という点から見ると四十分の一にも足りない程度であります。
○西宮分科員 これで最後にいたしますが、大臣にぜひ御認識いただきたいと思いますことは、近いうちにアメリカと日本との間でこの野鳥保護に対する国際条約が結ばれようとしているわけです。そういう非常に大事な時期に際会をしておるわけでして、渡り鳥につきましては国際間の協力が必要だ、こういうことで条約が結ばれようとしているわけです。
○西宮分科員 大臣にいわば原則論、方針論としてお尋ねをしたいと思うのでありますが、この問題はもとより運輸省だけの問題ではありません。開発と環境保全というそういう命題になりますと、これは関係する部分が非常に多いわけであります。運輸省の関係で考えてみますると、たとえば鉄道、港湾、空港なんというのがそれに該当するのではないか。
(西宮分科員「間違えました。九条です。」と呼ぶ)九条の規定に基づく政令でございまして、九条の法的解釈としては、改正前の政令五条の五が唯一のものであるというふうには私ども考えておりません。 それから再生産の確保の問題でございますが、食管法の第一条は御承知のように国民食糧の確保をするということが目的でございまして、再生産につきましても決して過剰な生産を要求しておるものではない。
○西宮分科員 いまの税金から支弁をするという問題であります。これは全くそのとおりでありますが、しかしこういう物価高の際に、去年よりも少ない単価でやらせなければならぬというのはまさに逆行だと思います。
○西宮分科員 時間がありませんから私は議論をいたしません。しかしいまの説明ではとうてい納得できないので、これはまた別な機会にもう少し議論をしたいと思います。 最後に物価統制令の廃止の問題であります。
○西宮分科員 大臣の御答弁のとおり、布教活動をチェックしたりブレーキをかけたり、こういうことが国家権力で許されるはずはないので、それはまさにそのとおりだと思う。私がこういう問題をもう少し専門的に調査をしてはどうかということを申し上げましたのは、私はこういう状態はいままで予想しなかったのではないかと思うのですよ。
○西宮分科員 これで終わりますが、おそらく大臣も、こういう現象は予想していなかったと思うのですよ。先ほど申し上げたように――こういうような宗教団体が政治活動をすることは、当然許されますよ。しかし、こういう宗教団体と政党とが全く一つになってしまう、少なくとも実質的にはこん然一体の形をなしておる、こういうことは、おそらく文部省もないしは憲法も予想しておらなかったと思うのですよ。
○西宮分科員 私は、憲法二十条に関連をいたしますいわゆる宗教と政党の問題というような問題についてお尋ねをしたいと思うのでありますが、実は私どもはこの問題はきわめて重要だと考えておりますので、この分科会の最初に、私はこの問題について御質問をするわけでございますから、どうか明確な御答弁をいただきたいと思います。
○西宮分科員 昨年の六月に三菱商事がジャワで水田開発の契約を結んだそうですが、これなどはどうなんでしょうか。あそこで水稲をつくって日本に持ち込むというような、そういうおそれはないでしょうか。
○西宮分科員 これも研究中だそうでありますから、ぜひ検討してもらいたいと思います。 それから米の消費に関連して、いまの下位等級の米は配給には何等まで回っておるわけですか。
○西宮分科員 いわゆるハウス病というのがだいぶ問題になっておるということが新聞等で報道されておりますが、これに対する対策がございますか。