1959-09-08 第32回国会 衆議院 農林水産委員会 第10号 同地の状態は前記の多度町の姿の規模をさらに大きくしたものでありまして、八月十二日から十四日にわたって襲来した西南濃地帯の集中豪雨は、その降水量五百ないし六百ミリに及び、揖斐川、牧田川の増水を来たし、ついに十三日夜半、牧田川堤防約百五十メートルの決壊となり、多芸輪中(養老郡養老町の大部分と海津郡南濃町の一部)において、農耕地二千五百ヘクタールの浸水を見るに至ったのであります。 角屋堅次郎