1976-10-14 第78回国会 衆議院 科学技術振興対策特別委員会 第4号
そこで、今度の集中豪雨の原因の一つにもなっております台風十七号の進路について、気象庁のいろいろな努力にもかかわらず進路予報が大分はずれまして、鹿児島の西南海上で長時間停滞するという事態になりました。必ずしも正確とは言えなかったと思うのです。この台風の発生の発見とその後の実況把握を日本にあります各地の気象レーダーで把握するまでの間はどのようにして現在行っていらっしゃるのですか。
そこで、今度の集中豪雨の原因の一つにもなっております台風十七号の進路について、気象庁のいろいろな努力にもかかわらず進路予報が大分はずれまして、鹿児島の西南海上で長時間停滞するという事態になりました。必ずしも正確とは言えなかったと思うのです。この台風の発生の発見とその後の実況把握を日本にあります各地の気象レーダーで把握するまでの間はどのようにして現在行っていらっしゃるのですか。
次に、その後における災害の経過を簡単に申しますと、去る七月三十日、これは東海地方に大雨が降ったわけでありますが、これは先日の二十九日奄美大島の西のほうの海上にあった弱い熱帯性低気圧がだんだん成長して、台風第六号になったわけでありますが、幸いこの第六号は本土に対してはさしたる影響を及ぼさずに、夕方には衰えて、再び弱い熱帯性低気圧になって九州の西南海上のほうを北西に進んだのでありますが、台風そのものではありませんが
九日午後に至り、西南海上は暴風間に入り、五島列島より逐次暴風雨に見舞われるようになり、十日零時には長崎西方約二百キロに達し、中心示度は九百四十五ミリバールとなって進路を北東に転じ、次第に速度を増しながら対馬をかすめ、日本海に抜けたのであります。