1977-11-16 第82回国会 衆議院 農林水産委員会 第7号
第一、そういった西南暖地等についての米はこれはやむを得ないんだ、切り捨てというような考えであれば別ですけれども、そういったことであってはなるまいと思うのです。一体、九州を中心にした稲作というものをどういうふうに全国の農政の中で、農業の中で、稲作の中で位置づけされようとしておるのか、そういった点を私は率直にお聞かせおき願いたいと思います。せっかく努力をしてきた、それが結果的にあだになった。
第一、そういった西南暖地等についての米はこれはやむを得ないんだ、切り捨てというような考えであれば別ですけれども、そういったことであってはなるまいと思うのです。一体、九州を中心にした稲作というものをどういうふうに全国の農政の中で、農業の中で、稲作の中で位置づけされようとしておるのか、そういった点を私は率直にお聞かせおき願いたいと思います。せっかく努力をしてきた、それが結果的にあだになった。
ただし、西南暖地等につきましては、気候の点等で、くふうをいたしますれば、供給につきまして何とか不安のないくふうもできるかとは思いますが、現在のところは、その辺のところにつきましては、はっきりした見当がつかないというのが実情でございます。
また作付時期、播種時期のお話がございましたが、西南暖地等におきましては、かなりそういう地帯もございますけれども、北なり北海道のほうにおいてはまだ若干の余裕もあるというところもございますので、私のほうとしましては、できるだけ状況を正確に把握するようつとめておりますけれども、まだ数量的にこれをお答えするなり、教量的な見通しを持ってお答えする時期には至っておりませんので、できるだけの最大の努力をするように
○梶木説明員 積寒地帯あるいは豪雪地帯での一般の土地改良でございますが、普通の西南暖地等の土地改良事業と非常に違いまして、工期が非常に短かい、こういうことで工事費が割高になるという点から、根本的な問題として今後検討いたしたい、こういうふうに考えております。
第三点は、これは特に九州の南部、西南暖地等においては、最近急速にいわゆるカンシャ糖の生産が高まって参りまして、現地においても工場の建設等は進んでおりますが、これもやはり生産者の立場から見れば、価格変動を避けて安定的な経営作物として、これを拡大したいという熱意が非常に見られるわけでありまして、このカンシャ糖に対する政府の育成方針というものを、やはり総合的な制度の一環として行なうべきである。
なお、このテンサイ糖業の問題につきましては、外国の例等もいろいろ開いてみますると、たとえばさらに緯度の高いところのフランスとかイタリア等におきましても、大体自給する程度になっておるというふうなことを伺っておるのでございまして、もちろんこれには周到な試験研究を前提といたす次第ではございますけれども、単に北海道にとどまらず、東北地方、または西南暖地等についても、さらにそれに適応する品種の試験研究を進めるとか
そのために、西南暖地等におきまする早植え栽培、これはむしろあと牧草を入れるとか、経営改善を、あまり稲が王様のような顔をして、時期を自分の好きなとき取って、経営改善の役に立たない形になっては困るというふうな意味もあって、やったのですけれども、農家の方はむしろ、稲作で増収になるから、これに食いつくのだ、そういう形が多い。その原因等も、やはり早く植えるために異常還元を起さない、根がいたまない。
○政府委員(大坪藤市君) 西南暖地等におきまする早植えの問題でございますが、高知県等におきましては、ただいま先生からお話がありましたように二期作をやっておる農業が相当たくさんあるのであります。しかしながら同じ南方と申しますか、西南地方におきましても九州等におきましては、従来ほとんどいわゆる二期作というものはなかったのでございます。
○政府委員(大坪藤市君) 西南暖地等におきまして早植えを奨励をいたしまする場合には、いわゆる早植えに適しました品種の購入のための必要な資金、並びに農薬を購入するための資金、これらのものがいわゆる技術導入資金として本法が成立いたしました場合には無利子をもって貸し付けられる、こういうようなわけでございます。
なお、従来補助により実施して参りました水稲健苗育成施設及び西南暖地等における水田生産力増強施設の奨励は、新農村建設総合対策による場合を除きこれを農業改良基金による貸付金により実施することといたしております。
なお、従来補助により実施して参りました水稲健苗育成施設及び西南暖地等における水田生産力増強施設の奨励は、新農村建設総合対策による場合を除き、これを農業改良基金による貸付金により実施することといたしております。
なお従来補助により実施して参りました水稲健苗育成施設及び西南暖地等における水田生産力増強施設の奨励は、新農村建設総合対策による場合を除きこれを農業改良基金による貸付金により実施することといたしております。
なお、従来補助により実施して参りました水稲健苗育成施設及び西南暖地等における水田生産力増強施設の奨励は、新農村建設総合対策による場合を除きまして、すべて農業改良基金による貸付金によって実施することといたしております。
○説明員(大坪藤市君) 農薬の問題につきましては、ただいまお話になりました通り、西南暖地等におきましては、最近非常にその効果が上っておりますので、農家のこれに対しまする現金支出も相当多くなっておるということは御意見の通りであります。
○説明員(小倉武一君) 先ほど飯島委員からのお話でお答えいたしましたように、この地帯はどちらかと申しますると、お話のように冷害に非常に縁のあるような地帯に見られるわけでございますが、そうでない地帯でも西南暖地等におきましてお話のように台風をよける、新らしいパラチオンといったような農薬の使用と相待って保温折衷苗しろを助成していくということが、非常に水稲の生産の維持あるいはまた裏作の導入といったようなことから
西南暖地等においては、すぐ裏作ができるからしてその食いつなぎが、半年たてば間に合うわけでありますが、この単作地帯においては一年かかる。しかも東北あるいは北海道は、今月の末、来月に入ると、すでに雪空が迫つて雪が降るという状態に置かれておるのであります。作物がとれなくても、やはり冬越しには相当の燃料がいる。
次に新規事項として西南暖地等水田生産力増強費につきましては、関東以西の暖地帯において常習的風水害地帯の三千町歩の水田に特殊早植裁培を実施するとともに、これに関する試験を行う経費として二千四百万円を計上いたしております。 次に植物防疫関係の経費につきましては、農作物の病虫害を防除するため十二億八千五百万円を計上しておりますが、特に本年度は二化螟虫の防除の徹底を期したいと考えております。
二十四ページに参りまして西南暖地等水田生産力増強、これは新規事項であります。前年度はゼロでありまして、今回二千四百万円、すでに内容は御存じの通りでございまして、いろいろ新しい構想が盛り込まれておるのでございますが、実は本予算の成立の時期が八月というふうに予定されている関係でございまして、こういう補助金はすでにスタートを切つているわけでございますので、月割で若干の減額を見ております。
次に耕種改善の経費でありますが、この内訳は米麦その他の主要農作物の種子改善の対策費、低位生産地改良事業費、耕土培養対策費、特殊土壌地帯の対策費、北海道農業振興費、西南暖地等水田生産力増強費、病害虫発生予察事業費、それから植物防疫費となつております。