2009-03-17 第171回国会 参議院 外交防衛委員会 第3号
カブールにいるアフガニスタンの西側外交団に取材をしたものでありますけれども、当局者によると、アフガニスタン政府は昨年、オマル師のタリバン指導評議会と改宗したムジャヒディンの指導者のグルブディン・ヘクマティアル氏からの申出を受けた後に、彼らとの交渉の可能性を探ってきた。協議の提案は、サウジアラビアによる承認とパキスタンの文民政権への移行によって新たな弾みを得たということを書いております。
カブールにいるアフガニスタンの西側外交団に取材をしたものでありますけれども、当局者によると、アフガニスタン政府は昨年、オマル師のタリバン指導評議会と改宗したムジャヒディンの指導者のグルブディン・ヘクマティアル氏からの申出を受けた後に、彼らとの交渉の可能性を探ってきた。協議の提案は、サウジアラビアによる承認とパキスタンの文民政権への移行によって新たな弾みを得たということを書いております。
在京のある西側外交官の指摘によると、どうして日本の外交には「元」ばかりつくのかと首をかしげているようであります。現実は全くそのとおりです。中国へは竹下元首相、東南アジアへは渡辺元政調会長、去る自民党訪ソ議員団の団長に予定されていたのも安倍元幹事長、政治生命をかけて朝鮮民主主義人民共和国と韓国へ乗り込んでいかれたのも金丸元副総理でありました。
○渡部(行)委員 しかし大臣は、西側外交、西側西側と、日本の西側に対する位置づけを強調し過ぎると思うのですね。どういう場合にどういうことを言ったらいいのかということを十分慎重に判断していただかないと、要らない摩擦を起こす結果になりかねないと思います。
私は、もちろんいまの西側外交というものにつきまして、これを全面的に肯定するものではありません。しかしながら、いやしくも国対国の首脳会談においてやられたことが守られぬということでありましたならば、サミットなるものの性格それ自体について大きい疑問を持たざるを得ないし、日本政府としては、当然アメリカに対して、このことについて抗議を申すべきじゃございませんか。この点がまず第一点。
ところが、十六日、西側外交団筋によりますと、マンスフィールド氏は対イラン輸出を規制する立法措置を要求した、非常に具体的になっているわけであります。外相答弁によりますと、先ほどもそうでございましたけれども、西側だけにそういう要求をしたかのように受け取れますが、日本には西欧と差をつけた要請だったのでしょうか。その点どうなんでしょうか。
この点は、どうも西側外交だらしないと思いますが、それは別として、何か現場で危機ということはないのですね。あなたのお話を聞くと、あまり危険な感じは……。