1980-10-08 第93回国会 参議院 本会議 第4号
しかし、だからこそわが党は、ずいぶん以前から、国際関係を重視し、平和と安全の問題につき、現実重視の立場から、日本が国際政治の場で、西側国の一員として平和憲法国家にふさわしい積極的平和外交の展開を要求し続け、一方、国会での安全保障委員会の設置を初め、国防会議の改組充実、有事対応の再検討など、狭義の安全保障政策についても国民のコンセンサスづくりを政府に要求し続けてまいりました。
しかし、だからこそわが党は、ずいぶん以前から、国際関係を重視し、平和と安全の問題につき、現実重視の立場から、日本が国際政治の場で、西側国の一員として平和憲法国家にふさわしい積極的平和外交の展開を要求し続け、一方、国会での安全保障委員会の設置を初め、国防会議の改組充実、有事対応の再検討など、狭義の安全保障政策についても国民のコンセンサスづくりを政府に要求し続けてまいりました。
そしてまた、そのことによって、中国の資金需要というのは非常に大きいから、逆に第三世界あるいは発展途上国の中には、先進西側国の資金が中国に集中する結果、資金不足に陥るのではないかというような懸念があるようですが、そういう点について、わが国ではどう見ておりますか。
したがって、このような情勢の中で、わが国が西側国に属し、わが国の安全が米軍事力に依存する度合いの大きさから見るならば、これらのアメリカの対日要請は一応当然との見解も成り立ちます。 私の個人的見解として私は、リムパック参加に反対するものでもありませんし、北方領土内のソ連軍事基地化の拡大に脅威を感じないものでもありません。