1994-11-02 第131回国会 参議院 国際問題に関する調査会 第2号
こういうところが西側、ヨーロッパやアメリカの非常にしたたかさといいますか文化というものを必ず一つの国家の戦略に組み込んでいるという例じゃないかと思います。 ただ、私はここで申し上げたいのは、幾ら文化交流といいましても、明確な目標とかそれから効果的な手段というものを考えませんでそういうことを言っても、あるいは部分的にお金を出すようなことをやってもしょうがないと。
こういうところが西側、ヨーロッパやアメリカの非常にしたたかさといいますか文化というものを必ず一つの国家の戦略に組み込んでいるという例じゃないかと思います。 ただ、私はここで申し上げたいのは、幾ら文化交流といいましても、明確な目標とかそれから効果的な手段というものを考えませんでそういうことを言っても、あるいは部分的にお金を出すようなことをやってもしょうがないと。
しかし、米ソ冷戦が終わったといえども、これでもう手放しで喜べるような国際情勢ではないことは申すまでもないし、特にアジア情勢、現に北朝鮮をめぐるこうした動きなり、あるいはアジア地域というものは西側ヨーロッパと違いまして、地域的な安全保障体制もいろいろな枠組みというのはまだ十分できておらない。
○政府委員(兵藤長雄君) 国会でのこのゴルバチョフ演説を直接引用してという形ではございませんでしたけれども、いわゆるスターリン時代の拡張主義ということについては、西側ヨーロッパとの若干の例を引きつつ、海部総理はその点については厳しく指摘されたところでございます。
○田英夫君 そういう意味で、お互いにだんだん認識が深まってくるということの中で解決の道が開けるのじゃないかと思いますが、今度のこの法案でも、いわゆる産学官というそれが一体になるということは、我々からすればむしろ今までなさ過ぎた、これはまことに結構なことだという一語に尽きるんでしょうけれども、このままの表現でアメリカの人や西側ヨーロッパの人が聞けば、これは、おっ、日本株式会社じゃないかというふうに曲がって
では、一体、日本やドイツを含めた西側、ヨーロッパに対するほかのウォーニングシステムは、アメリカにあるのですか、ないのですか。
そうすることからすれば、日本のいま置かれた立場から言うならば、むしろ西側ヨーロッパ諸国との間の方が関係が近いんじゃなかろうかという気がするのですね。 日本は西側の一員ということをよく言いますけれども、いまの状況から言いますと、西側の一員じゃなくて、むしろアメリカの一員という形になり過ぎていやしないか。
これは私がそう思うのではなくて、最近、西側ヨーロッパ諸国によって構成されます欧州評議会――カウンシル・オブ・ユーロップの閣僚委員会が作成中の情報公開制度促進勧告案、近くまとまると思いますが、その中にあらわれている諸原則であります。 その第一は、正当な公的利益、私的利益の保護に必要な最小限度の制限、制約でなければならない。つまり制限、制約というものは最小限度であるべきである。
○伊東国務大臣 特に西側、ヨーロッパとの協調の問題でございますが、あのイランの問題の人質の問題を中心にしましていろいろ問題になりましたときに、前の大来外務大臣がヨーロッパへ飛びまして、ECの外相といろいろ打ち合わせて協調して世界の問題に取り組んでいこうじゃないかということを実はやりまして、ヨーロッパの諸国も非常に日本との距離が近くなったということで、向こうもこの日本の考え方を歓迎をしているということでございます
○松尾(泰)政府委員 いわゆる地理上のアジアを見ているようでありまして、従いまして、その範囲はウラル山脈、それからカスピ海、コーカサス、黒海、ダーダネルス海峡、ボスポルス海峡、地中海まで、これが西側ヨーロッパとの境界であります。それから、アフリカとの境界は、現在はスエズ、紅海を結ぶ線でありまして、その線からこちら側を一応考えております。