1954-03-19 第19回国会 参議院 本会議 第21号 併し我々は現実に即した判断を下さなければならないのであり、特にベルリン会議後の事態とその後に来る事態を無視するわけには行かない」と申しており、又西ドイツ首相アデナウアーはそれより二日前、西ベルリンにおける演説において、アトリーと同様ドイツ国民に対し重大な警告を発しているのであります。即ち、「四カ国外相会議はソ連に何ら譲歩の意思のないことを明らかにした。 鹿島守之助