1954-08-09 第19回国会 参議院 内閣委員会 閉会後第1号
に整備されたか、又如何に整備されつつあるかという点、その第二は、この二法律の実施によつて従前の保安隊と警備隊とが自衛隊に切替えられたのでありますが、当時新聞の伝うるところによりますと、新法に基く宣誓を拒否した隊長が相当数あつたとのことでありますが、この切替えの状況はどうであつたかという点、その第三は、北海道駐留の米駐留軍は今秋北海道を撤退するとのことであるが、その撤退後陸上自衛隊の部隊、人員及び裝襲備
に整備されたか、又如何に整備されつつあるかという点、その第二は、この二法律の実施によつて従前の保安隊と警備隊とが自衛隊に切替えられたのでありますが、当時新聞の伝うるところによりますと、新法に基く宣誓を拒否した隊長が相当数あつたとのことでありますが、この切替えの状況はどうであつたかという点、その第三は、北海道駐留の米駐留軍は今秋北海道を撤退するとのことであるが、その撤退後陸上自衛隊の部隊、人員及び裝襲備
○小笠原二三男君 七月に発足して十二月になろうとするときに襲備の点の限界も明らかにならんということであれば、改めてもう一度この前聞き直した点をお聞きするのですが、予備隊の使命はどこにある。その使命の範囲から考えればこれだけの装備があればいいという点については、この部隊編成をされる当事者においての意見というものがあるだろうと思う。
その襲備をなさらないで人間だけをふやしてもどうにもならぬと思うのであります。さつき申し上げましたように船を持たない海の兵隊というものは、これはかつぱを岡へ上げて置くようなもので、やはりかつぱは海に置かなくてはほんとうの仕事はできません。従つて現在まで許されております装備が一体いつごろでき上るかということであります。これができ上らない限りにおいては、八千人をふやしても同じことだと思います。
昔は沖とりと言いましても、流し網、いわゆる刺網でとつておつた場合には、北海道、三陸、房州、伊豆、能野方面まで、ずつと沿岸漁民の生活をこれによつて潤したのでありますが、現在数千隻の船があの優秀な襲備をもつて沖とりを試みており、しかもその革命的な漁傍法をもつてさんまを捕獲しておる。こういう点では、まつたく私ども沿岸漁業は上つたりであります。