1954-03-17 第19回国会 衆議院 地方行政委員会公聴会 第2号
熊本市の特殊な問題として、昨年六月西日本を襲つた水害に際して、熊本市は前古未曾有の大泥水害をこうむつたのでありますが、当時被害のきわめて重大なるため、国警県本部に対して応援の要請をなしたのでありますが、国警においても応援派遣の余裕はないということで、市警の職員のみによつて当初の罹災者救助に当つたのでありますが、当時人命を救助した者五百三十八名に上り、二十万に及ぶ罹災民の救護活動は実に容易ではなく、かつまたその
熊本市の特殊な問題として、昨年六月西日本を襲つた水害に際して、熊本市は前古未曾有の大泥水害をこうむつたのでありますが、当時被害のきわめて重大なるため、国警県本部に対して応援の要請をなしたのでありますが、国警においても応援派遣の余裕はないということで、市警の職員のみによつて当初の罹災者救助に当つたのでありますが、当時人命を救助した者五百三十八名に上り、二十万に及ぶ罹災民の救護活動は実に容易ではなく、かつまたその
なおこのほか、今夏九州その他の地方を襲つた水害による被害とその復旧状況を調査すること等であります。また電波管理行政に関しましては、第一に、電波利用の実情はどうであるか。第二に、新チヤンネル・プランに基いて周波数の割当を受けた既存及び新設の放送局の実情いかん。第三に、有線放送の現状、特に有線電気通信法に基く施設規律の状況はどうか。
この二十八年度予算のうち、何億円かの公共事業費あるいは直轄の予算があるが、たとえば福岡、熊本、大分、長崎、佐賀という西日本を襲つた水害、こうしたものに対してまだ充当しなければならぬという場合には、これは追加して行かなければならぬ、私はこう考えます。
○押谷委員 北九州並びに和歌山の水害関係について、清水と称する被告が発言をいたしたのでありますが、その発言の内容は、私たちは九州と和歌山を襲つた水害が、政府が一方的に再軍備予算を組み、かつアメリカのMSAを国民に押しつけるため再軍備予算を強行しているということが大きな原因である、こういうように思つております。
天龍川一帯を襲つた水害は、六月九日より十四日にわたる降雨により惹起され、六月十一日天龍川は意外の大出水となり、三峯川を初め大小多数の河川は未曽有の大洪承を起し、随所に被害が発生し、沿岸各町村の道路、橋梁、堤防の浸水流失、損壊、埋沒のほか人家、農耕地、林野関係の被害も甚大であり、川路、龍江村は一面の湖水となつた状態であり、上下伊那郡の被害は二十一億の巨額に達したほどであります。
このいわゆる第一次水害は、本縣の南地方を襲つた水害でございまして、明治四十三年の盛岡地方を中心とする大洪水に比較しますと、家屋の流失、人畜の被害こそ少いが、山林資源の濫伐、水害防餘施設の缺如、その他悪條件が原因となりまして、交通網施設の破壞を初め、農耕地の冠浸水流失、木材、薪の流失、製炭用窯の決壞、あるいは住宅等の浸水等、その被害がまことに厖大でありまして、しかも旬日以上を經過したこの請願書を出す當時