2019-12-05 第200回国会 参議院 農林水産委員会 第8号
そして次に、日米貿易協定の合意によりまして、米国でも需要が高い日本産牛肉の輸出につきまして、従来の日本枠二百トンから複数国枠六万五千五トンへと、大きく拡大をいたしました。また、EUへの牛肉輸出は、他の畜産物に先駆けて二〇一三年に承認をされております。
そして次に、日米貿易協定の合意によりまして、米国でも需要が高い日本産牛肉の輸出につきまして、従来の日本枠二百トンから複数国枠六万五千五トンへと、大きく拡大をいたしました。また、EUへの牛肉輸出は、他の畜産物に先駆けて二〇一三年に承認をされております。
その上で、牛肉輸出については複数国枠へのアクセス確保、日本の輸出関心の高いしょうゆや冷蔵ナガイモ、切り花等の四十二品目の関税撤廃、削減など、市場拡大に向けた新しいチャンスも生まれています。我が国の国益はしっかりと守られ、増進したと考えております。
政府は、日米貿易協定の成果として、この農産品の成果ですね、米を除外したんだと、それから、米国へ輸出する牛肉、現在二百トンの低関税枠を複数国枠の六万五千五トンのアクセスを確保したんだというふうにおっしゃっております。 そこで、政府に伺いますけれども、日本から米国への牛肉の輸出量はどのくらいでしょうか。
これ、資料を見ていただいたら分かりますけれども、今回の日米貿易協定の内容は、六万五千五トン、複数国枠へのアクセスは確保いたしました。しかし、枠内関税も枠外関税も現行のままということなんですね。この六万五千五トンにアクセスしたからといって、今その四百四十九トンが一気に何千トンにもなるとは考えづらいと思います。
農林水産業では、日本側の関税はTPPの範囲内に抑えられている一方、牛肉輸出については六万五千五トンの複数国枠へのアクセス確保、そして、日本の輸出関心の高いしょうゆや冷蔵ナガイモ、切り花等四十二品目の関税撤廃、削減などを獲得しています。
次に、先ほどの生産減少額で最も減少が見込まれる農産物が牛肉ですが、一方、輸出に目を転じますと、牛肉の輸出について、米国向けの低関税枠二百トンと複数国枠を合体し、合わせて六万五千五トンへのアクセスを確保したことによって、バランスの取れた合意内容だと見ることができます。
日米貿易協定の和牛の輸出においては六万五千五トンの複数国枠へのアクセス確保ができたという交渉結果ですけれども、果たして畜産農家の皆さんが御納得をされるのでしょうか。不安を解消し、今後も畜産農家を続けていく、自分の子供たちにも継がせることができると考えられているのでしょうか。そうでなければ日本の畜産業は衰退してしまいます。
一方、攻めの面では、我が国の輸出関心が非常に高い、長芋、切り花、柿などの四十二品目の関税撤廃又は削減を獲得するとともに、牛肉につきましても、現行の日本枠二百トンと複数国枠六万四千八百五トンを合体し、一キログラム当たり四・四セント、日本円で五円程度でありますけれども、この低関税の複数国枠六万五千五トンへのアクセスを確保したところであります。