1993-04-08 第126回国会 参議院 建設委員会 第5号
○政府委員(鹿島尚武君) お話のございました大阪南港複合ターミナルは、公有水面埋立事業によりまして整備をされ、土地が造成されました後、開発許可を受けて物流拠点としての開発が行われたと伺っております。 公有水面埋立事業は、都道府県知事の免許を受けまして一定の事業者が公共的な目的のために埋め立てを行うものであります。開発許可は、都市計画上一定の開発行為を都道府県知事の許可に係らしむるものであります。
○政府委員(鹿島尚武君) お話のございました大阪南港複合ターミナルは、公有水面埋立事業によりまして整備をされ、土地が造成されました後、開発許可を受けて物流拠点としての開発が行われたと伺っております。 公有水面埋立事業は、都道府県知事の免許を受けまして一定の事業者が公共的な目的のために埋め立てを行うものであります。開発許可は、都市計画上一定の開発行為を都道府県知事の許可に係らしむるものであります。
○山田勇君 資料によりますと、大阪南港複合ターミナルは流布法に基づかないいわゆる流通施設でありますとのことですが、そこでとられた整備手法は開発許可、流布法以外の全面買収事業、公有水面埋立事業と、多岐にわたっております。これらの手法がどういうものなのかについて、まずその概要を説明を願いたいと思います。
そういう形で大阪南港複合ターミナルの件、聞きました。これは大阪の市内のど真ん中に花卸市場がありましたものですから、そこが混雑してどうしようもないのでこういう法律に適用されるまでに独自でやったんだということです。それについて建設省はいい意味でそういうのは認めていっているということですね。
その意味で、荷さばきとか荷づくりとか流通加工とか、それから保管等の機能を有する貨物の複合ターミナルといったようなものをつくらなきゃいけない時期だと思うんです。ですから、そういう点について、北九州なんかにはありますけれども、現状では必ずしも荷主や通運業者のニーズにこたえていないという点から、これらの設備状況に対する見通しと計画はどうですか。
私どもそういうターミナルを複合ターミナルと称しまして、従来から一貫して、そういう複合ターミナルが活用できるところにはその推進を図ってきたわけでございます。現実にも、たとえば東京貨物ターミナルの前は大井の埠頭でございますし、そういう形で、国鉄の方でも、投資に当たりましては海陸一貫性というようなものを考えてやってきたことは事実でございます。
それから、同じく大阪市の関係ですが、助役を務めておりましたF氏と言いますが、これも市の外郭団体、まあ行政補助団体といいますか、これの大阪南港複合ターミナルの代表取締役社長、一方、財団法人大阪フェリー埠頭公社の理事長も兼ねておる。これは八百七十万円の報酬でありますが、これも共済年金は二百五十万円になっている。
複合ターミナル的な色彩を持つ空間でございます。
ところが、こういう関係で、たとえば東海道本線でこれをおろす、東北本線で上らせるというような関係等については、ここを鉄道でつくって、いままでの計画を推進してここを複合ターミナルとしたならば、経企庁の局長が見えていたけれども、東京都民を初め、どれだけ安い食料品、雑貨等を享受できるかという点については、私ははかり知れないものが実はあると思うんであります。この点について港湾局長、どう考えますか。
しかし、運輸大臣も総裁も言ってまいりましたように、中長距離の大量貨物輸送というものについては、これは国鉄も真剣に考えていかなきゃいかぬし、またそういう使命と役割りがあるということになると、この地域において、たとえば一大複合ターミナルとしてここを形成するということはどうだろうか。 そうしてこの汐留の駅の関係等が問題になっておりますけれども、ここから芝浦に抜ける貨物線、これは現在あるんです。
私どもが視察しました大阪南港においては、約九百二十ヘクタールに及ぶ海面を埋め立て、コンテナ埠頭、ライナー埠頭のほか、そのフィーダーサービスとしても機能させるフェリー埠頭、複合ターミナル等を建設し、総合的流通機能の充実をはかることとするとともに、ポートタウンの建設、廃棄物処分地の造成等港湾環境の整備をもはかることとされております。
この地区は、九州縦貫自動車道の福岡東インターチェンジと箱根地区複合ターミナルを結ぶ福岡東バイパスの中間に位置し、さらには博多バイパスに接する利便さもあり、福岡市はもとより、九州地方の物資集散基地となり得る条件を備えているものであります。
ターミナルも、現在のようなターミナルではなくして、むしろ機能的に一般の通運能力も同時にかみ合うような複合ターミナル、こういったようなことを私ども考えておりまして、これに相当の金をつぎ込みます。具体的に申し上げますと、大体予定いたしておりますものは、九千七百億というオーダーで考えております。
そういう意味でいろんなターミナルがあるんでしょうけれども、複合ターミナル、自動車ターミナル、自動車ターミナルというような状態もありましょう。これは当然に国鉄でつくる、運輸省は運輸省で自動車ターミナルをつくるというやり方ではいかぬと思いますね。当然これは結合されて、港湾鉄もそれから運輸省も国鉄も結合されてつくっていかなきゃいかぬということ、この問題について、どうお考えなのか。
そこで複合ターミナルの構想といたしましては、現在のままでもある程度の複合機能が果たせるわけでございますが、さらにこうした機能を総合いたしまして、流通倉庫あるいはトラックの出入に便利なターミナル、あるいはこういったものを結びつける頭脳と申しますか、情報のセンターといったようなものを設けようという考え方で、私どもかねてから検討いたしておったわけでございますが、この新聞記事にございますのは、若干その点が事実
先般の新聞等にも、この大井埠頭の複合ターミナルの問題がいろいろ話題になっております。東京都にとってみれば、確かに環状七号線がいま非常に交通が混雑で問題を提起しているわけです。こういう点から考えましても、運輸省がこの大井埠頭に複合ターミナルをつくるということについては、地元の住民も、あるいはいろいろ考え直してもらわなければならない問題が出てくるんじゃないかと思うんです。
○小柳勇君 この問題も、さっき山田委員も質問されたようですけれども、大井埠頭の複合ターミナルの問題ですね、大井埠頭の複合ターミナルが、都が反対をしておると。都の方針としては土地を分譲しないで将来賃貸をしたいと、貸したいと。
当初、国鉄の引き込み線が予定されて、そしてあそこにも大井と同じように複合ターミナルの計画を考えておった。ところがその後、あの引き込み線を引くことが非常に困難なために、これがいわゆる鉄道のデポ的なものに計画を変えるというふうなことを聞いておるわけです。しかし、また一面、これを聞きますと、あそこに何というのですか、大きな橋、安治川のほうに橋があります。
○政府委員(原田昇左右君) ただいま港湾局長から説明いたしましたように、国鉄の引き込み線を南港まで持ってくる場合に、工事費が巨額にのぼるということで、ルート選定が非常に困難であるというようなことから、残念ながら国鉄のフレートライナーターミナルと一体といたしまして、トラックターミナル、流通倉庫、フェリー埠頭、内貿雑貨埠頭を一体とした複合ターミナル構想というものは実現できなかったわけでございます。
○伊部真君 これは、いま第三セクターの話が出てきましたけれども、これも公団と同じような感じなんですけれども、特に基本的な問題として一ペん大臣にお考えをいただきたいと思いますのは、港というものと、複合ターミナルだとか自動車ターミナルだとかというものとの位置づけは、私はそんなに差がないと思うんです。そんなに差がないと思う。それは、この荷物の中継点という意味では。
ところで運輸省では、かねてから、トラックターミナルはできましたけれども、総合ターミナルあるいは複合ターミナルの構想につきまして研究が進められておりますけれども、具体的な問題となってまいりますというと実現がむずかしい点もございますけれども、総合ターミナル、複合ターミナルの構想あるいは具体策につきまして、その後進捗しておるかどうか承りたいと思います。
○説明員(高橋寿夫君) 複合ターミナルの話は、自動車局の所管を越える部分も若干ございますけれども、私の知っております限りのことをお答え申し上げます。 複合ターミナルの構想が出ましたのは、いまから四年か五年前でございますが、運輸政策審議会におきまして提案されたことでございます。
そうすると、それらの問題についてのウエートとですね、それからもう一つは、片っ方におけるいわば公共施設である、だれが見ても、それから比較をすれば、国民のものである駅の施設だとか、あるいは物流でも、大きなこれから想定されるような大井だとかそういうふうな複合ターミナル、大きな拠点というものを比較をすれば、だれが考えても私はそっちのほうがウエートを占めるべきだと思う。
たとえば、複合ターミナルを越谷のほうへつくるというふうなこともありますし、あるいは大井につくるということもありますが、同時に、国鉄は国鉄自身でコンアナのデポをつくるというふうなことで、別な形で国鉄はデポをつくる。片っぽうのほうでは、運輸省のほうの誘導行政によって自動車ターミナルをつくっていく。
しかしていま貨物につきましてそういうような四十四年度の計画と、いま私が申し上げたような計画あるいはまた別な計画等々、いろいろあるじゃないかというような御質問じゃなかろうかと私は思うわけでございますが、四十四年度の計画の時点ではそれぞれの計画を持っておりましたが、それから、また、いろいろ貨物の問題につきましては、ことに積極的に、何といいますか、協同一貫輸送といいますか、複合ターミナルといいますか、物流
○野村政府委員 ただいま申し上げました対策の中にございますが、これは中小企業ばかりではございませんが、トラックを含む共同ターミナルと申しますか、複合ターミナルの構想につきましては、これは四十八年度予算を要求するときにその一つの大筋の構想というものはまとまらなければなりませんから、そこで私どもは四十八年度の政府の要求案が固まる段階では一歩を踏み出せるようにやりたいと思っております。
運輸省といたしまして、いま特に取り上げておりますのは、私がいまお答えいたしましたことに関連するわけでございますが、四十七年度予算要求の過程で実現いたしませんでした複合ターミナルというものの一環に、もちろんトラックも参画をして、そして今後複合ターミナルというものをどういうふうにつくっていくかという構想を長期的に考えるべきだということと、それからもう一つはやはりトラック事業そのものの、特に中小企業対策としての
○久保委員 いまお話しの中で複合ターミナルにたいへんな焦点を合わしておられますが、これは輸送の近代化というか効率化からいけば、これはそれで正しいと思う。しかし、いまのトラックの輸送秩序を維持することからは少し違うんじゃなかろうかと私は思う。なかなかこれはたいへん、無理です、これだけでは。
○田代富士男君 御理解を願いたいということでございますが、御理解できないから私があえて委員会でこの問題を取り上げておりますけれども、これもほんとうに前向きでひとつ取り組んでいただきたいことを私からお願いしておきたいと思いますが、それからもう御承知のとおりに、大阪の南港の複合ターミナルの早有実現のために大幅な国庫補助と起債を地元からお願いをしているわけなんですが、まあ本年度の予算でということをお願いしてきましたが
運政審の答申もあったり、考え方としてはかなり出ているのですけれども、たとえば結節点のターミナル問題にしても、自動車ターミナル、複合ターミナルの問題にしても——複合ターミナル、まだまだこれから議論のあるところだと思いますけれども、たとえば自動車ターミナルにしても、私はおそらく自動車ターミナル、業者がバースの取り合いをしているのじゃないかというふうに心配をして少し聞いてみたら、いまのような資金の貸与条件
○政府委員(見坊力男君) 大阪の南港複合ターミナルにつきましては、いま先生のお話のとおりでございますが、いまお話ございましたように、この計画の具体化、実現のために、国鉄と大阪市の問で、なお鉄道の経済性、効率性等について調整を要する問題がございます。
先ほど申し上げたように、たとえば新しい工業港が出ていくというときには、いままでのような補助金のやり方でいいのかどうか、あるいはフェリーあるいは複合ターミナルというようなことが出てきて、新しい技術というものが出てきて輸送状態というのはどんどん変わっていく、協同一貫輸送というものもいわれているような中に、それはそれに対応するような港湾施設に国の補助金、助成というものがなければいかぬと思うわけです。
次いで、札幌陸運局長より千歳線、苗穂−沼端間の線路増設計画及び大谷地流通業務団地の説明を聴取し、また国鉄北海道総局副総局長から、トラックターミナルに隣接する新札幌貨物駅の複合ターミナルとしての使命につき説明を聴取した後、同駅において、駅長及び国鉄北海道総局貨物課長より駅員の配置、一日のコンテナの取り扱い量、貨物営業のための誘致努力、将来の計画等について説明を聴取いたしました。
たとえば、海上コンテナ輸送あるいはフレートライナー輸送などに見られるような、共同一貫輸送方式あるいは複合ターミナル構想はその一例であろうかと存じます。また、大都市における交通問題の総合的解決、過疎地域におけるミニマムとしての交通問題の解決も同様であろうと存じます。これらの新しい行政の需要に対応して、国民の福祉の向上に資することが、輸送を担当する運輸省の行政の責任であろうと考えております。