1981-05-06 第94回国会 衆議院 大蔵委員会 第27号
それが一つはディスクロージャーという形であり、あるいは大口融資規制の問題であり、あるいはこの答申では、複利定期をつくりなさい、あるいは銀行の国債の窓口販売もしたらどうでしょう、あるいはもっと専門性を高めて、金融機関によっては金利が違ってそういったサービスを国民に提供する、土曜は休んで、これをきっかけにして全産業に週休二日制を普及させていく。
それが一つはディスクロージャーという形であり、あるいは大口融資規制の問題であり、あるいはこの答申では、複利定期をつくりなさい、あるいは銀行の国債の窓口販売もしたらどうでしょう、あるいはもっと専門性を高めて、金融機関によっては金利が違ってそういったサービスを国民に提供する、土曜は休んで、これをきっかけにして全産業に週休二日制を普及させていく。
定額貯蓄は、国の信用をバックにしまして安全性、それから従来の非常に小幅変動といった安定性、それから複利定期で六ヵ月後は流動性が非常に高い、ペナルティーなしで現金化ができる、それから複利定期の十年据え置きといった高利回り性、それに加えまして資金吸収面での印紙税や法人税の負担がない、それから収支相償といった非営利性、この競争上での有利さを考えますと、このような万能商品といったものが一般金融市場での金利面
そこで大蔵大臣、これは郵政省の問題ですから第三者の意見になってやむを得ないんですがね、ぼくはやはり銀行が五年や十年の複利定期をとてもつくれない事情がある以上、郵便局に幾ら長い伝統でこの十年の定額貯金があっても、せめて五年ぐらいにして差を少し縮めて、商品としての有利性を余りにも認め過ぎているいまの状態から少し差を縮めるぐらいにしないとまずいんじゃないかと思うんですね。
ですから、一時は非常に古い型の預金だなんて言われていた定額貯金が最もナウな預金になってしまったということでございまして、非常におかしなことになったと私ども思うのですけれども、それは私どもの認識が古いのかもしれないのでありまして、預金者としてはいつでも出せる、そして出すまでの預けた期間で当然評価されてしかるべき預金というのがあっていいんじゃないかということになるわけで、それがいわゆる複利定期問題ということになったわけでございます
そういう意味で、銀行自身が銀行のあり方について反省をすべき問題も幾つか突きつけられておるのではないか、そういう立場から、いまの預金を集めるにしても複利定期でいくか告知つきでいくかいろいろありましたけれども、とにかくそういう新種預金を新しく対抗商品として開拓するという努力も大いに必要であろうと思いますが、この新種預金は一体いつごろになれば具体的になって対抗力を発揮するのかという点が一つ。
○政府委員(徳田博美君) 先生御指摘の複利定期預金でございますが、この種の預金につきましては、かねてから金融界の一部からいろいろ要望が出ているわけでございますけれども、このような預金につきましては法制上の問題あるいは金融機関との競合関係そのほかいろいろ問題があるわけでございます。
それで、これは確かに金融界筋でもいまお話のあったような長期、短期の金融のかきねを外すか外さないかというような問題もあるでしょうし、それから、利回りの点でも郵便の定額貯金と今度やろうとする複利定期預金といいますか、仮称ですね、そういったものとの利回りをどうするかとか、非常にむずかしい問題がありまして、昭和五十一年の四月に都銀と地銀でよく相談をしまして、一つの案をまとめたことがあるのですが、そういったものもなかなかいろいろな
○鈴木(強)委員 それから、今度新しく複利定期預金というのをつくられるようにちょっと伺っておるのですけれども、これは新聞の報道でございますから、特に私はきょう伺っておきたいと思ったのですが、大蔵省としては、新しく複利の銀行定期預金制度をつくる、その原案がまとまって、四月二十一日に開かれた都市銀行懇話会に打診されたというふうな記事がございます。
何点かの質問をさせていただきましたが、あと先ほどの複利定期預金の件、同僚委員からございましたので、これは省きます。 それから、あと海底ケーブルの件をちょっとお伺いしようと思いましたけれども、ほかの面が入りまして、これは時間的にちょっと長くかかりますので、次回に回したいと思います。 私の質問は以上で終わります。ありがとうございました。
○広瀬(秀)小委員 それから複利定期預金、これは中小金融機関では、コストアップになる、資金コストが高くなるということで最初から反対をしておられたが、力のある都市銀行では、これは預金者大衆のニーズにもこたえる、あるいは要請にもこたえるというような意味も含めて、預金を増加させても、やはり力のあるところですから若干のコストアップぐらいは消化できる、こういうことで非常に推進している。
○田辺説明員 複利定期預金と言われるものについての構想といいますか、ある種の意見があることは存じております。でありますけれども、これは金融界から正式にこういうものがあった方がよろしいという、意見といいますか、そういう形で当局に面掛示されているわけではございませんので、銀行局としてこれを正式に検討するというような段階には至っておりません。いろんな問題があると思います。