1986-12-16 第107回国会 衆議院 商工委員会 第7号
二百七十万トンから三百万トン程度減少するだろうと予想されているわけですけれども、韓国や台湾もこれから製鉄能力がどんどんふえてきますね。そうすると、八七年度、来年度以降輸出はさらに厳しくなるのではないか、減少するのではないかという危機感が鉄鋼産業の中にあるわけです。そこら辺はどういうふうにごらんになりますか。
二百七十万トンから三百万トン程度減少するだろうと予想されているわけですけれども、韓国や台湾もこれから製鉄能力がどんどんふえてきますね。そうすると、八七年度、来年度以降輸出はさらに厳しくなるのではないか、減少するのではないかという危機感が鉄鋼産業の中にあるわけです。そこら辺はどういうふうにごらんになりますか。
私の古い資料によってでありますが、今日の実情というものは、いま私の申し上げました製鉄能力だとか石油精製とか紙パルプ工業、この点だけでもけっこうですから、どの程度の伸びをしているかということを伺っておきたいと思います。
これはラスク国務長官が三月二十日のテレビ会見を通じて、北京に対して二百万トン以上の製鉄能力を与えることになる前に問題の再検討を希望すると、こういうような圧力を加えて、この意見が出先のモリン米公使によって西独側に伝えられた。考え直してもらえばありがたいというようなことで圧力があった。しかるに、結局はその圧力に屈しないではっきりした方向を選んだ。
そこで今の所得倍増計画では、今までの二千四百万トンの製鉄能力を倍にしてして四千八百万トンにする、これは大へんな数量であります。そうなった暁、もう現在でもそうですが、米ソに次ぐ製鉄王国になる。ドイツ、イギリスを凌駕するというりっぱな製鉄王国になるわけであります。
○横錢委員 戦前における日本の海軍の技術なり、あるいは製鉄能力、造船能力の点では、この程度のものは全然意に介する程度のものではないと思うのですが、戦後においては、なかなかそうはいかないであろう。
これから機械工業その他を大いに発達させる、国内の施設も改善するということになりますと、内需もなかなか大きなものでありますから、今の日本の製鉄能力が急に余ってくるというようなことはちょっと想像ができません。
しかも世界の軍需景気の後退によりましてアメリカの厖大なる製鉄能力が日本を圧倒して来るのではないかというような大きな不安感もあるわけでございます。この場合における通産大臣としての、石炭や鉄鋼価格の引下げに関するはつきりしたお考え方をこの際承りたいと思うのであります。
というのは、議会も含めまして一般に申しますれば、たとえばこの前の調査で明白になりましたように、届出が完成してしかも金融措置がつくまでになつている建築物の全部の鉄骨を合計いたしますと、日本の製鉄能力の一年間のちようど十倍、このような建築が現に許可され、ことにそれが金融的に措置されているというような状態は、これは非常な計画上のロスなのでありましてそういう点が、先ほどもう少し全体の計画をとつて国の産業政策
というのは、原鉱石その他さえあれば製鉄能力はありますが、製鉄業育成のためにそこまで行くことは少し……ビレットを入れることは如何かと考えます。 それから製鉄に関しましての研究その他につきましては、私の聞いておりますところでは、各製鉄メーカーかいろいろと研究をし、或る種において酸素製綱ということも一部研究の緒について小さいブランドを作ろうという案があるように聞いております。
仮に水準を高く評価されても、今日の製鉄能力から言つて見て、大いに懸念すべきものではないか。従つてこの製鉄事業が合理化され、もつと世界の物価水準まで高まつて行くと言われるまで技術が進み、生産費が下つて行かないというと、仮に許された製鉄量が高まつても現実にそれだけ生産能力が進まないということもある。ドイツのごときは自分の国に鉱石がある。
現在は御承知の通り、鉄飢饉は世界的でございまして、たとえ輸入を仰ぐといたしましても、御承知のルール地方の石炭が一億六千トンも出たものが七千万トン以下になり、製鉄能力が三分の一になつておる。世界で鉄の輸出能力のあるものはほとんどないという現状でありまして、今の日本の製鉄能力をもつてして、非常に壊された鉄道の現状を回復することは容易でない。
ヨーロッパでも御承知の通り千二百万トンできておつたドイツの製鉄能力を約五百万トンぐらいに殖やそうといつておつたのですが、それじや足らんから千百万トンにしろということでありましたが、フランスの方では自分の方が、恐しいのでそんなに殖やさしてはいかんということで、ヨーロッパても鋼材が足りないのでありますけれども、併しせいぜい輸入の懇請はしております。