1994-06-20 第129回国会 参議院 商工委員会 第7号
○国務大臣(寺澤芳男君) まず、北村委員の製造物責任制度導入についての今までの大変な御熱意に対して、本当に敬意を表します。 今の御質問ですが、大量生産、大量消費の現代社会においては、製品の安全性の確保というのは製造業者に依存する度合いが非常に高まってきております。最近、被害者の円滑かつ適切な救済という観点から製造物責任制度を導入すべきであるという意見が方々から高まってまいりました。
○国務大臣(寺澤芳男君) まず、北村委員の製造物責任制度導入についての今までの大変な御熱意に対して、本当に敬意を表します。 今の御質問ですが、大量生産、大量消費の現代社会においては、製品の安全性の確保というのは製造業者に依存する度合いが非常に高まってきております。最近、被害者の円滑かつ適切な救済という観点から製造物責任制度を導入すべきであるという意見が方々から高まってまいりました。
欠陥製品による被害者の救済というこういう観点から、製品関連事故に係る損害賠償に関する責任要件を過失から欠陥に転換することによって被害者の立証負担を軽くするということが製造物責任制度導入の目的であります。 次に、製品に起因する事故から消費者を保護するためには、事業者、消費者双方の自己責任原則を踏まえつつ、事故の防止及び被害の救済のための総合的な施策を講じる必要があります。
したがって、被害者の円滑かつ迅速な、適切な救済という観点から、製品関連事故の分野における損害賠償に関する責任要件を御指摘のように過失から欠陥に転換することで、訴訟における争点を明確化するとともに、予見可能性の証明を要しないものとすること等により、被害者の立証負担を軽減することがこの製造物責任制度導入の目的でございます。
大量生産・大量消費の現代社会においては、製品の安全性確保というのは、製造業者に依存する度合いが非常に高まってきておりまして、その被害者の救済という観点から、製品関連事故の分野における損害賠償に関する責任要件を過失から欠陥に転換することによって、被害者の立証負担を軽減することがこの製造物責任制度導入の目的であります。
外務省総合外交 政策局外務参事 河村 悦孝君 官 外務省総合外交 政策局国際社会 隈丸 優次君 協力部国連行政 課長 ――――――――――――― 本日の会議に付した案件 ○産業貿易及び経済計画等に関する調査 (景気の現状と対策に関する件) (ガット・ウルグアイ・ラウンドヘの対応に関 する件) (製造物責任制度導入問題