1968-07-19 第58回国会 衆議院 農林水産委員会 第25号
農林省の方式は五人以上の製造工業規模をとっております。これが三十人以上、五十人以上でなぜ悪いのか、とのところにも非常に問題を持っております。
農林省の方式は五人以上の製造工業規模をとっております。これが三十人以上、五十人以上でなぜ悪いのか、とのところにも非常に問題を持っております。
ここのところで、農林省が昨日の審議会に御提案のものと非常に食い違いますのは、最も大きいのは、家族労働の評価にあたりまして、われわれは、全部五人以上の製造工業規模で換算をしていただきたいといっておりますが、農林省のほうは、家族労働の評価は、大体二割を評価がえをしない農業労賃、しかも一道六県の低い農業労賃で計算をいたしており、われわれは、全国の製造工業五人以上の規模で計算をいたしておりますところに、かなりの
製造工業規模の労賃といいますのは、特殊な技能も、複雑なる技能も、簡易なる技能も、みな入った労賃計算です。で、乳牛に関する限りどうしてそれを二つ分けなければならぬのか。製造工業の労賃を見てごらんなさい、幾通りもある。非常に繁雑な仕事をやっているものも簡単なものも、みな平均してできている。
附表第五十六にありますところの、製造工業規模別賃金較差を見ますと、昭和二十五年四—六月と昭和二十六年の十—十二月の推移は、小規模工業に働く勤労者の生活水準の低下を明らかに示しております。