1977-04-20 第80回国会 衆議院 地方行政委員会 第17号
このことに関しても政府原案は交付税額絶対量不足の枠の中で公共事業を消化させようときゅうきゅうとし、複雑多岐な補正計数を操って世人の目を幻惑するものの、結局は自主財源を抑える結果となっているが、それは交付税額不足の前提を避けて通そうとするからでありましょう。これに対しわれわれの五党共同提出の修正案は、交付税率の引き上げ、すなわち正論を規定しようとするものです。
このことに関しても政府原案は交付税額絶対量不足の枠の中で公共事業を消化させようときゅうきゅうとし、複雑多岐な補正計数を操って世人の目を幻惑するものの、結局は自主財源を抑える結果となっているが、それは交付税額不足の前提を避けて通そうとするからでありましょう。これに対しわれわれの五党共同提出の修正案は、交付税率の引き上げ、すなわち正論を規定しようとするものです。
その一部事務組合を結成して広域的に数市町村が集まって消防業務をやるときに、個々の市町村に対する地方交付税の措置におきましては、態容補正というものによって高い補正計数をかけて財源を措置するということをしております。それから、もちろん私たちの補助金の配分につきましても、起債の充当につきましても、広域的な消防体制の整備という見地から優先的に配慮するということをやっております。
○小林武君 補正計数、補正計数と言いますけれども、補正計数よりかももっと実地についた数をそのままあげればいいんですよ。二十四万というのは定時制の、これは大体十年後のめどだから、多少それに変動があったとしても二十四万です。ところが各種学校というのは現在百五十万です。その百五十万の中には、先ほども言っておったように、必ずしも定時制高校に入るような年齢のものばかりとは言われない。これはそう言える。
しかしそれは補正計数、補正計数はこれは全く将来のことでございまして、人によってその補正計数の立て方は非常に違ってくると思いますが、私どもはいま申しましたようなことで補正していけば、少なくともこれが、先ほど小林先生のおっしゃいました夜間中学のようなものになっていく、夜間中学と根本的に違いますけれども、いわゆるその形なりに、世の中の認識が夜間中学に似たようなものになっていくというふうには少なくとも思っておりません
ただ単位費用に補正計数をかけて出す基準財政需要の計算のしかたでは、実際に沿わない場合がありますので、その補正をいたします場合に事業費補正という項目を立てまして、現実の地方負担にそぐうような補正を若干いたしております。しかしこの補正のしかたは、交付税のたてまえからいいますと異例でございますので、それでなおかつはみ出してしまう分がある。
その後、新態容補正なるものは逐次発展的解消をしてまいりまして、今日では、いわゆる人口、面積等による投資的経費の包括算入という制度をとったり、あるいはまた公債費について財政力を逆算して、補正計数をかけていくといったようなやり方をとって、この間の問題をなしくずしに補正をしていく。つまり自由財源というものの与え方のアンバランスというものを、基準財政需要額の是正によって補っていく。
ここに幾ら補正計数を使ってこれの補正をやっても、やはり実態から離れてくる、幾つかの問題が解決できないという、こういう問題もあるわけですがね。四十年度、これからもやっぱりこういうような形で、このままの算定方法でやっていかれますか。
たとえば十種地であればごみの場合は三十八であるが、同じ十万の都市でも十四種地の場合であれば四十七人になるというようなことで、計数上の態容補正計数のきめ方というものによっても差が出てくるわけでございます。
もちろんこれは補正計数ですね、東京の場合は相当補正されますけれども、二十倍にしたところでこれは問題にならぬ、こういう状態があるのです、厚生省が環境衛生局を通じてそういう指導ができないのだ、法律上これは自治省が勝手にやってそれはまかせきりだというなら、われわれは別の考えがある。そんな環境衛生局なんか要らない。部を局にするなんということも要らない、どこかの公衆衛生局の課くらいに置いておけばいい。
○辻原分科員 現実に即した補正計数を使われておやりになれば、是正をされることはかなり期待できると思いますが、私が申し上げている点は、本来こういう形で単位費用をとり、そして府県にこれを還元するという方式では、今私がこの短い時間であげただけでも問題で、この交付税というものの中で急激にそういう問題に対処することはなかなか容易ではない、こういう部面が現われてきておるということを私は指摘したわけであります。
二十四年から二十八年に、一人か二人、女の人を入れて三人くらいしかいない総合研究所が農業作物のためにとったばく然たる統計を持ってきて、それを補正計数として使っておられる。国鉄その他もばらばらである。あるいは大学の研究機関と政府機関との何らの連絡もはかっておられないで毎年繰り返しておる。
今回の災害対策に関連する予算につきましては、三本建の仕組みに相なっておりまして、既定の予備費でまかなうべきもの、それから、補正予算の中に補正計数をあげて補正予算として計上されるもの、それから、補正予算の中の予備費として計上されるものと相なるわけでございます。そこで、補正予算の中に計上される農林関係の災害の予算といたしましては、全体で約八十億と相なっております。
○児玉参考人 補正計数と申しますのは、私はそういう言葉を使ったわけでございますが、別に全国的に計数があるというのではなくて、その事案々々によりまして農林統計に三割プラスするとかいろいろした事例があるわけでございます。
そしてそれは全国的なある補正計数を用いて補正すれば、大体正常な状態における漁獲は推定できるものである、こういう御説明でございましたが、その補正計数というものはどういう数字でございますか。
実際のあり方としましてあとで補正計数が若干つきますので、非常に小さな学校につきましては補正して規模を上げておりますので、御質問の趣旨を私誤解しておるのかもしれませんが、金額は今はおっしゃる通りの金額でございます。
それは補正計数でやっておられるわけですが それでは私は補正できていないと思うのです。
地方交付税法の一部を改正する法律案、これは例の二二%を二五%に率を引き上げますことや、単位費用を改正をする、それからなお補正計数を画す。 それから税法の関係で軽油引取税とか都市計画税等ができましたので、基準財政収入の算定基礎を変えるというような改正でございますが、これは本日の次官会議で決定をいたしまして、明日の閣議で決定あり次第これも提案をいたしたいと思っております。
幅員に延長をかけて道路の面積を出し、補正計数をかけて出すということになっておる。これをもう少し詳しく説明して下さい。これは交付税のと同じようなやり方ですか、その点。
ところが毎年その計算の規則が、補正計数等いろいろなものが若干ずつかわつて参ります。事務の配分状況あるいはいろいろの基礎になる数字の変化、税収等の変化によりまして、計算の方法が少しずつかわつております。そこで非常に大きな間違いでありましたならば、そのときにすぐわかるはずでありますが、それがそういう基礎数の変動がありますために見のがしてしまうという点があります。これは確かに私たちの疎漏であります。
○政府委員(武岡憲一君) 只今各団体に単位費用並びに補正計数その他、基準財政需要額及び収入額の算出の基礎になりますところの各要素を示しまして、計算をやつてもらつておる段階でございますが、大体各団体からの資料が集まつて参りますのが、今月の中旬から下旬にかけての頃になるわけでございますので、それらの集計が集まつてみませんというと、具体的な数字は掴みかねると思うのであります。
具体的には結局基準財政需要額測定にあたつて、単位費用の定め方というよりは、むしろ補正計数の問題になろうかと思いますが、これらにつきましてはここ三年、四年三回にわたりまして、経験をして参りました結果に基きまして、なるべくそれぞれの団体の特長を生かして行き、それぞれのニュアンスをできるだけ具体的に現わして、そして行政の水準化をはかつて参りたい、かような考え方でもつて、いろいろ改正をいたしておるつもりでございます
なおその配分につきましては、単位費用なり、補正計数なりをいろいろ調べて見ますと、非常に不合理な点が発見されましたので、その点も厳重に地財委のほうには申入れするつもりであります。その一番大きな不合理と申しますのは、一つの町村を経営して参りますと、どんなに小さな村でも、或る一定の費用というのは、コンスタントの費用が要るものと思いますが、そういつたようなものを全然見ておらないのでございます。