2016-01-13 第190回国会 衆議院 総務委員会 第1号
○奥野(総)委員 増額の場合はそうなんですが、最近は余りないと思いますが、減額補正、見積もりを下回った場合というのはどういう処理になるんでしょうか。
○奥野(総)委員 増額の場合はそうなんですが、最近は余りないと思いますが、減額補正、見積もりを下回った場合というのはどういう処理になるんでしょうか。
なぜ、そういうことを申し上げるかというと、八八年度の税収見積もりは八七年度の補正見積もりと同じ時期、昨年十一月から十二月に計算されておるのではないか、このように思うわけでありまして、来年度見積もりの前提となっている八七年度補正の見込み違いが明らかになりつつあるときに、どうして見込み違いがないということが言えるのか、我々はこういうように思うわけでございますので、八八年度の税収見込みは過小ではないか、あるいはこの
日経新聞では三月七日、六十二年度補正見積もりを少なくとも数千億円上回るのは確実、一兆円上回るとの予測も出ている、このように報道されているわけでありますが、最近の急速な景気上昇あるいは企業収入の好調ぶり等を考え合わすと、政府の税収見込みは過小という気がしないわけではないわけでありますが、この点についてどのようにお考えでしょうか。
しかし、景気の現状は楽観論に立つ政府の認識よりはるかに厳しく、補正見積もりを上回る税収欠陥の危険すらあることを指摘しなければなりません。また今回の減額修正によって、六十二年度の税収は財政の中期展望で見込んだ額を大幅に下回ることは確実であり、これによって中曽根内閣の六十五年度特例国債脱却目標はもはや完全に死に体となったのであります。
で、その際には私どもは、課税の実績とそれから政府の経済見通しを両々見ながら、しかも、また私どもの判断としまして、あと数カ月の間に税収がどういうふうになっていくであろうかという見通しを持って昨年も補正見積もりをしたわけでございます。