1997-03-27 第140回国会 参議院 地方行政委員会 第8号
○風間昶君 それでは、少年犯罪ですけれども、十年前まではかなり多かったのが減少して鎮静化を保っているという認識でありますけれども、その中でも特に十六歳の検挙、補導数についてはずっとこの五年間ふえ続けているわけで、十六歳というと、高校受験を終えて解放感が非行なり犯罪に走らせるということも一因かと思われます。
○風間昶君 それでは、少年犯罪ですけれども、十年前まではかなり多かったのが減少して鎮静化を保っているという認識でありますけれども、その中でも特に十六歳の検挙、補導数についてはずっとこの五年間ふえ続けているわけで、十六歳というと、高校受験を終えて解放感が非行なり犯罪に走らせるということも一因かと思われます。
補導数が昨年、一昨年に比べて一挙に倍増を記録、ことしはさらに一月から十月までで昨年一年間の補導数を上回り、現時点で一昨年の補導数の実に四倍に達するという恐るべき事態であります。 警察庁によると、乱用で補導された青少年は、岩手県を除く全都道府県に及んでいます。しかも、これは氷山の一角との見方で関係者の意見は一致しています。
これ、大きい記事で載っておりますが、東京警視庁の管内でことしの三カ月間既に八百六十五人の中高生を補導した、去年一年間の補導数を既に三カ月間で大幅に突破をしておると。 異常な状態が起きておりますが、この未成年者の違法購入の実態について警察の方ではどういうふうに把握をされておりますか。
さらに問題なのは、この補導された中で、いわゆる学生の補導数が、中学生数が相当伸びております。中には小学生も出ていると聞いているわけでございまして、そうした小学校、中学校、高校、大学を含めた、いわゆる学生の間に相当蔓延してきている、これが大きな特徴じゃないかと思うのです。 そこで、このシンナー等の乱用がこのように年々高くなってきておる、その原因というものはどこにあるのか、こういうことでございます。
本小委員会は、第三十一回国会以来毎会期設置されておるのでありますが、戦後における問題少年の傾向につきましては、昭和二十五年を最高として逐年下降線をたどり、昭和二十九年を境としてまた急激に上昇を示し、昭和三十三年には戦後最高の補導数を記録するに至り、ここにおきまして、地方行政委員会といたしましては、警察に関する件についての国政調査のうち、特に青少年補導に関する問題を取り上げ、その実態を究明するとともに