1953-07-24 第16回国会 参議院 通商産業委員会 第18号
つまり市中における一般の金融機関の金利よりも著しく安い金利を政府金融機関が出して行くことが果して補完作用たる、補完機能をいたしておる政府金融機関というものの立場から言つてどの程度まで踏切れるか、これはおのずから私は限界があると考えております。併し必ずしも私どもは市中の金利と、市中金融機関の金利と同レートの金利でなければならん、政府金融機関は同レートでなければならんということは考えておりません。
つまり市中における一般の金融機関の金利よりも著しく安い金利を政府金融機関が出して行くことが果して補完作用たる、補完機能をいたしておる政府金融機関というものの立場から言つてどの程度まで踏切れるか、これはおのずから私は限界があると考えております。併し必ずしも私どもは市中の金利と、市中金融機関の金利と同レートの金利でなければならん、政府金融機関は同レートでなければならんということは考えておりません。
主として考えておりますのは農林関係におけるところの補完機能と申しまするのは、やはり長期であり、且つ低利資金であるという点に特別な特色があろうかと思います。