1990-05-24 第118回国会 参議院 予算委員会公聴会 第1号
何よりもアメリカの本土の安全を守るために大事なんだと、こういう位置づけをしておりますが、そういう観点から安保体制の強化ということ、つまり別の言葉で言えば自衛隊を補完戦力とし、日本を前線基地としていくという方向でやってきておるわけですね。
何よりもアメリカの本土の安全を守るために大事なんだと、こういう位置づけをしておりますが、そういう観点から安保体制の強化ということ、つまり別の言葉で言えば自衛隊を補完戦力とし、日本を前線基地としていくという方向でやってきておるわけですね。
本法案の自衛官増員、武器防護対象の拡大は、全世界的規模の米軍戦略の補完戦力として自衛隊を組み込む危険性を持つものであります。 第四、臨調行革の名のもとに、国鉄からは安全サービスに不可欠の職員を含め九万三千人を余剰人員として退職させようとしています。六十万人から九十万人と言われる産業調整による失業の事態も予想されています。教育、福祉の予算は切り詰め、大型間接税で国民に犠牲を強要しています。
それは平時の場合にはいろいろなそういう戦技の向上の訓練を友好国の軍隊にすることもございましょうし、あるいは有事の場合には、今先生が国防報告の一文をお読みになりましたように、通常戦力の補完戦力としていろいろな行動をするということは、これは予想されているところでございます。
大規模な紛争においてはSOFは我が通常戦力にとって不可欠な補完戦力となろう。SOFは非通常戦、アンコンベンショナル・ウォーフェアという言葉ですが、非通常戦あるいは対テロリスト作戦、それから安全保障援助、心理戦及び直接行動並びに情報任務等の多様な任務に使用されることになる。こういうことでございます。
だからまあ、世界戦略的に見ますと、これはアメリカの要求、そして日本にとっては全然無意味であり、危険でさえあると、そういうものであるにもかかわらず、海上自衛隊がそれをやっているというのは、やっぱりアメリカの補完戦力である、そういうふうな習性のもとにこれは出てきたということにプラス、日本海軍の亡霊がつきまとっていると、こういうふうに言えるのではないかと思います。
日本の軍事力の増強、防衛力の整備というのかもしれませんけれども、表現は別としまして、それはアメリカ、西側の軍備体制というふうな中で、端的に申し上げますならばアメリカの補完戦力だというふうにアメリカ自身が議会で言っているようですね。ことしの三月一日から開かれた一連の対日公聴会で、米下院の外交委員会アジア・太平洋問題小委員会でウエスト国防次官補が証言をしています。
こうしたアメリカの要求に基づく装備の購入と能力の増強は、まさにアメリカの補完戦力の強化そのものではありませんか。防衛庁長官の答弁を求めます。 次に、日米防衛協力の指針、ガイドラインに基づく具体的作業について伺います。 日米軍事同盟を事実上攻守同盟化する日米共同作戦の具体的段取りはきわめて重大な段階に入っております。
それは、アメリカの補完戦力として海上自衛隊の対潜能力を強化し、対潜水艦作戦や三海峡封鎖、広大な海上兵たん線、補給路の防衛分担の拡大を目的とするものであることは明白であります。なぜなら、アメリカはそのために海上自衛隊の対潜能力の向上をかねてから強く求めてきており、政府はその要請にこたえて、潜水艦の増強やP3C対潜哨戒機の導入、機雷敷設能力強化に最大の力を注いできたのであります。
なお、この場合、日本の対米軍事協力とは 本年度のレアード国防報告が、補完戦力計画の中に日本をあげ、「現地の人的資源の利用と外部からの大規模な侵略に対して、自足できる現地の戦力の増強を目的とする」と述べているように、明らかにアメリカのアジア戦略計画に対し人的資源を分担、提供することを主軸にしたものであることは言うまでもありません。