1948-06-21 第2回国会 衆議院 運輸及び交通委員会 第21号
そして引済会は、救済團体でございますから、鉄道の殉職者あるいは殉職員の遺族、あるいは負傷者等で保護を加えなければならない者に保護を加えていきつつあるのでございますが、それらに対する國からの補助金はわずかに百四、五十万円しか出しておらぬわけでありまして、あとは引済会が営業いたしました利益の中から出しておるということになつております。
そして引済会は、救済團体でございますから、鉄道の殉職者あるいは殉職員の遺族、あるいは負傷者等で保護を加えなければならない者に保護を加えていきつつあるのでございますが、それらに対する國からの補助金はわずかに百四、五十万円しか出しておらぬわけでありまして、あとは引済会が営業いたしました利益の中から出しておるということになつております。
しかしその場合におけるところの損金は約八十億円、この貨物運賃の不足分に対しましては、当然これは國家の政策上やつておられることでありますから、補助金を仰ぐという意味において、百億の一般会計の受入れはまことに正当なものであると考えるのであります。
今度の予算を見ますと、大まかに申しまして、國家予算約四千億に対して、地方予算が約二千億、合計六千億ということになつておりますが、その中で地方予算の二千億の内訳を見ますと、分與税が四百十二億で約二〇%、國家補助金が五百三十九億で二七%、公債が二百三十六億で一三%、合計千百八十七億で六〇%、これだけのものが二千億の中で國の財政にわれわれ地方の者が依存しておる、こういうことになつておるのであります。
今日まで赤字々々で喘いできたのは、一つは補助金による援助もありましようし、一つは金融に頼つたということもあるのであります。
伐つて後に植林を奬励すればいいじやないか、補助金も出せばいいじやないかという議論もありましようが、それでは遅いのであります。一朝一夕にできない山林を伐らないということに配慮すべきではなかろうかと思うのであります。同様の問題は法人課税におきましても考えられるのであります。幸いに今回の案におきましては外資導入という見地から、外國法人についても内地法人と同じ取扱いになつております。
この補助金は予算書を見ますと五億二千三百万円余になつておるのでありまして、その金額はそうたいして大きいものではないのであります。この定時制高等学校の数は、昔ありました青年学校の数に比べまして遥かに少いと思うのであります。從つてこの定時制高等学校に勤めております教員数も少いと思います。
○内藤委員 補助金は四分の一とお話になつたのでありますが、十分の四のお間違いではないかと思います。それで地方の財源は非常に枯渇いたしておりまして、他にやらなければならぬ仕事がありますので、なかなかこういうところへは出てこないのであります。この際十分の四というのを、もう少し大幅に上げていただくことができないかどうかということをお尋ねしてみたいと思うのであります。
地方財政、地方財政の国家財政への依存度(分與税、分與金各種補助金及び交付金)は、さらに低減できないか。地方財政の財源独立と支出増加をいかにして調整するか。地方税の増徴及び新設は、大衆負担を加重しないか。地方財政支出の使用監査をいかにして行うか。 財政収支の均衡、本年度予算の収支均衡をいかにして実現するか。本年度の収支政策と日銀及び復金の金融政策とは、綜合的に四半期別に確立されているか。
災害復旧工事の國庫補助金は、とうに來るという指令が來ておるので、これをつまり私の方では裏付けに、これを見込んで発行したのであるから、これはひとり縣の罪ではない。國の罪であるといつて、一時逃れの口実であつたかも知れませんけれども、非常に地元で働く人が迷惑したという実例を知つておるのであります。
第四は「統制物價はできるだけ速かに生産費と関連させて、國庫補助金はできるだけ中止すべきである。」これは日本の財政に対して痛棒を食らわしたのであります。日本の本年度の予算を見ると……去年からそうでありますが、日本の財政の特質として、誠に不正の目的によつて作られた予算と見えまして、非常に不純のことが多い。第一不当の補助金が沢山あるということは何事ですか。
又我々農村青年として、今度定時制高校の問題が取上げられておりますが、我々勤労青年のため幾分なりとも歳出を見て下さつたことは、我々農村青年として感謝に堪えないのでありますが、その補助金歳出は一分校が平均八千百七円程度でありますが、現在農村青年はどういうような状態にあるか。
○齋藤委員 ただいまの御答弁によつて補助金百五十万円という、あまりにも少い額で実は茫然としたのであります。國家的重大なものに対して、かくのごとき少額とは何たることでありませうか。私は國家のためにまことに遺憾とするものであります。一つの発明発見を工業化するにも、何百万の費用が必要であるのに、本年度の予算が百五十万円であるとは実に驚かされた次第であります。
補助金につきましては経済上はなはだ困難でございますが、本年度研究補助金といたしまして百五十万円、優秀な発明家のために開放研究施設補助金といたしまして六十万円、社團法人発明協会の援助金二百万円、また特許局の審判を速やかにすることが科学振興に大いに必要でございますので、この人員を充実させる考えでございます。
大臣はそういう事実はないとおつしやるかもしれませんが、この弘済会に対して、國庫から補助金を出しておるが、鉄道関係者でない人々の商行為のために補助金を出す必要はないと思う。ところが補助金を出しながら、一方においては利益金を納入させておると言われておりますが、この点もいかがであるか。
しかし物價暴騰によりまして、政府が企図いたしておりまする補助金と、実質上の造林をいたしまする費用との間に開きがありまして、政府の補助が十分な効果を発揮し得ない憾みがありまするけれども、なおこの点については、民間の造林担当者ともよく協力をして、その足らざるところを補うような方法を考えたいと思つております。
交通公社の手数料についても、昨日あたりどなたか伺つていたが、タバコだつて三十円から五十円になつたら、その賣上手数料はだんだん下るのがあたりまえですから、こういう運賃の値上げの審議の前に、代賣手数料はこうした、あるいは交付金、補助金はこういうふうにしたのだという具体案がなくては、一向雲をつかむようで、どこかに拔け穴があるのだろうということになるわけです。
また放送協会に対する補助金があるというが、あるか否か、運輸省のごとき厚生施設を設ける必要があるが、政府当局の意見は如何。
御承知の通り近來は補助金を出すということも不可能になり、低利資金の融通ということとも不可能になつた。これは日本の農村の力の弱いところでもあり、又農民の心掛けの足らざるところもありまするが、何らかの方法によつて呼び水をいたしませんと、新らしいそういう事業が起りにくいというのが日本農村の現状であります。
第二の点でありまする奨励金でありまするが、それは補助金並びに奨励金は税の対象にしないように処置するために目下政府部内で折衝中でありますが、私としては今までしばしば用いられました奬励金とか、報奬物資というような名前を今後はできるだけ使用しないようにいたしまして、使用する以上はこれは飽くまで税においても特例を設けるという考えで、今お話のありましたように早場米の奨励金につきましても、これを税の対象としないような
御質問の都道府縣災害復旧補助金のうちで、すでに工事の済んでおるであろうと思われるものに対する分と、本年度施行する工事に対する補助の分との内訳でございますが、都道府縣災害復旧費補助は、政府部内においてもくろんでおります金額は、五十二億余でございます、そのうちにわれわれの方で調査いたしまして、府縣以下の公共團体において工事の済んだものと見られるものが約二十二億ございます。
從つて補助金の割当についても奈良縣にはなるべく多く行くよう努力いたしております。ただ残念なことには、全体としての予算が一千七百万円程度しかなく、物價の低い時でさえも二十万円程度出していたのに比較すれば、百倍の物價高の今日、比率からいつても二千万円は必要であります。一千七百万円ではあまりにも少く、現在少くともこの三倍程度の予算がなくては、思うようにできません。
何とぞ政府におかれましても、この点を十分御理解の上、多額の補助金を支出されんことを私からもお願いいたします。
このプロジエクト・リーダーは稻なら稻に関する試驗研究の企画、或いは実際行われる試驗研究方法の指導というようなこと、並びにその結果の取纒めということ一切を担当するのでありまして、これは國の試驗場で行われる試驗、府縣の試驗場で行われる試驗、又農林省が農林委託金なり補助金なりを支出して行いまする大学等におきまする試驗、これらのものを一人の人が統一をして、そうして能率を挙げて行く。
ところが、これを実際行つてみますと、強制保險時代においても最高四七%の普及率であつたのが、無再保になり、任意保險になりますと、普及率は二三%に低下、しかも危險率多い船舶が多くこれに加入するという逆選択の傾向が強く、その上、十月以億の異常天候も災いし、結局組合の財政は破綻に近く、政府が補助金を出して欠損を跡始末して存続するか、解散するか、関係方面とも種々折衝を重ねてまいつたのでありますが、関係方面の意向
しかし、当時主食、米においては、その量がだぶつき、政府はその價格維持に困り、十億以上の補助金を出しておるのであります。決して他物資と比べてバランスのとれた價格とは言い得ないのであります。わが党の調べたところによりますと、大体昭十二年七月が、公正なる生産、消費のバランスのとれた價格である。
豫防局の豫算は補助金制度で精算拂になつておりますが、この問題に對しては特に前渡をいたしまして、先に金を縣に送り届けて、そうしてそういう遲れることのないようにいたしております。そういうような關係で性病の費用は取れる者から取る。一方又先程申上げましたように、或る業態者に限つてこれの費用の縣費で出させ又はそれに補助するということは、或る一部の人にだけ都道府縣費を拂う、又國費を拂う恰好になります。
この問題につきましては、実はかねていろいろと施策が行われておつたのでございまして、数年前には國庫から建設費及び経常費の補助金を出しまして、無医村に診療所を都道府縣をして建設させるという方策がとられまして、数百の無医村に診療所ができたのであります。しかしながらこれは結果において失敗をいたしました。と申しますのは、かんじんの医者がその地方にいつてくれないのであります。
○伊藤説明員 廣島縣は昭和十八年の災害以來連続的に大災害を受け、その被害の甚大なことは政府も認めて居るところであり、昭和二十二年度においてもでき得る限りの國庫補助金を交付し、復旧の促進に努めているのである。昭和二十年災害及び二十一年災害に対する國庫補助残高もなお、巨額であるが、現在の國庫財政の状態では、これを昭和二十三年度で完結することは甚だ至難である。目下請願の要旨に添うべく折衝中である。
○伊藤説明員 災害復旧工事の緊急を要することは多言を要しないところであつて、政府としては、昭和二十二年災害については、その被害の甚大に鑑みでき得る限り國庫補助金を交付して復旧の促進に努めたのであるが、逼迫した國庫財政の都合から四・四半期は御期待に添い得なかつたことは甚だ遺憾である。
○村瀬委員長 次に日程第二一、鹿島縣の災害復旧土木費國庫補助金繰上交付並びに高率補助の請願、高津正道君外二名紹介、第三三二号を議題とする。