1961-03-31 第38回国会 参議院 内閣委員会 第14号
○国務大臣(椎名悦三郎君)第一番は、産炭地域振興のこの三年というのは、最長三年、これはもう非常に急がれておる問題でございますから、とりあえず苅田港、あるいは裏門司等について、もうその振興方策というものが具体的に計画ができ上がっておりますので、そういうものについては、当該地方公共団体に起債ワクを与えて、そしてすぐ実行してもらうことにしておるわけであります。
○国務大臣(椎名悦三郎君)第一番は、産炭地域振興のこの三年というのは、最長三年、これはもう非常に急がれておる問題でございますから、とりあえず苅田港、あるいは裏門司等について、もうその振興方策というものが具体的に計画ができ上がっておりますので、そういうものについては、当該地方公共団体に起債ワクを与えて、そしてすぐ実行してもらうことにしておるわけであります。
○椎名国務大臣 今ごろになっておそいじゃないかというお話ですが、私宅ややその感がしないでもないのですが、場所によっては、もうすでに苅田港でございますとか、あるいは裏門司等においては、調査をして、そして十分にここを新しい工業地帯として造成する可能性があるというので、調査が進んでおる場所もございます。
その事例として、北九州、苅田、若松、裏門司等があがりましたが、産炭地振興方策というものが打ち出されたのはずっと前の話です。前の大臣の郷土入りをしなさったときに大きく新聞談話として発表された。私はあのときに、あの構想について通産省が知らぬはずはない、こう思っておったのですが、今伺ってみると、何か選挙前の、いわば選挙政策、選挙看板でしがなかったような感じがするのです。
○阿具根登君 私どもも相当な問題を出して、通産省にも御検討を願っておるのですが、今言われたようものも非常にけっこうだと思いますし、若松、苅田、裏門司等の問題もありますが、現実問題として、これはもう失業者が出て、中年以降の人は非常に困っておる。出た失業者は労働省の責任でございますが、出した責任は通産省が持たなければいかぬわけです。