1998-09-03 第143回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第2号
しかし、今回の災害にかんがみまして、林野庁といたしましても、学校、病院、福祉施設等の公共施設に隣接する裏山等の災害防止を重点的に図るために、明日九月四日に全国の都道府県の林務部課長会議を開催いたしまして一特に公共施設をまず第一の対象にいたしまして一斉点検を実施し、必要な工事も逐次実施していきたいと思っております。
しかし、今回の災害にかんがみまして、林野庁といたしましても、学校、病院、福祉施設等の公共施設に隣接する裏山等の災害防止を重点的に図るために、明日九月四日に全国の都道府県の林務部課長会議を開催いたしまして一特に公共施設をまず第一の対象にいたしまして一斉点検を実施し、必要な工事も逐次実施していきたいと思っております。
また、委員御指摘の住宅の裏山等のかけ崩れに対しましては、同様に、一定の要件を満たした場合に、急傾斜地の崩壊による災害の防止に関する法律に基づきまして、がけ崩れ防止工事を実施することができます。 また、これらの地すべり及びがけ崩れ防止工事の事業主体は、一般には都道府県でございまして、対策事業計画の策定にかかわる調査につきましては、当該都道府県及び地元の市町村が実施しております。
このような被害状況の把握にあわせまして、山地崩壊箇所のうち次期降雨等により人家、公共施設等に被害を与えるおそれのある箇所につきましては災害関連緊急治山事業等により、また小規模な人家、裏山等の崩壊地の復旧につきましては、今回の災害が激甚災害に指定された場合には、林地崩壊防止事業により早急に復旧を図ることとしております。
次に、今回も土砂崩れによって多数の人命が失われましたが、このように人家の裏山等が豪雨で急に崩され、災害が発生するケースが多いわけであります。建設省におきましては、予知、予測に基づいて、従来以上に危険箇所の把握と早期の防災工事の実施が必要であると思いますけれども、どのように対処するおつもりか、お考えをお聞かせ願いたいと思います。
NHKでも放送になったわけでございますが、東北にも表層の、いわゆる密植による、あるいは単純一斉林によるところの被害、殊に農村におきましては家の裏山等に植林箇所がたくさんございまして、こういう単純一斉林の崩壊が危険視されるところが出ているわけでございます。
大規模であることにかんがみまして激甚災害特別措置法に基づく激甚災害の指定措置を早急に講ずること、あるいは行方不明者の救助、捜索に全力を挙げる、そして被災地域の住民生活の安定確保を図るためにガス、水道等の早期の供給、あるいは生活関連物資の確保に努めること、あるいは生活道路の確保に早急に当たること、あるいは御岳山南側に流出しました五百万立方メートルに及ぶところの土石流による二次災害危険地域、あるいは学校の裏山等
特に復旧対策でございますが、山地崩壊の箇所で、この次の豪雨等によりまして人家、公共施設に被害を与えるおそれがあるというふうに見られる箇所につきましては災害関連緊急治山事業によりまして、また、人家裏山等で発生しました小規模の山地崩壊につきましては林地崩壊防止事業によりまして本年度中に実施しまして、再度災害が起こらぬように防止を図っているところでございます。
特に梅雨期を目の前にいたしまして、人家の裏山等非常な危険な個所につきましては、先ほど審議官から答弁いたしましたように、緊急治山事業ということで早期に復旧に取りかかりたいと、こういうふうに考えております。また、被害木の搬出あるいは復旧造林、これに必要な林道の開設等につきましても万全を期してまいりたいと、このように思っております。
(秋山智英君) 私どもも、これから本格的なやはり台風シーズンが参るわけでございまして、被害の拡大防止ももちろん考えながら災害復旧をするわけでございますが、まず治山関係につきましては、これからまた雨が降る、降雨の問題もございますので、これらの時期の降雨等によりまして人家、公共施設等に被害を与えるおそれのある個所もございますから、これも緊急の治山事業によりまして対処しようと思っておりますし、また人家、裏山等
また、人家裏山等に発生した小規模な林地崩壊につきましては、激甚災害に指定された場合は林地崩壊防止事業で、その他の場合は小規模山地災害対策事業で、緊要な個所から復旧してまいりたいと考えております。 それで、先生御質問のめどでございますけれども、現在、七、八月豪雨に係る緊急治山事業につきましては、一部はすでに協議を了しまして、事業の着手方を指示したところもございます。
また、人家裏山等に発生しております小規模な林地崩壊につきましては、激甚災害に指定された場合には林地崩壊防止事業で対処することとしたいと考えておりますが、その他の場合につきましては、小規模山地災害対策事業で緊要な個所から復旧してまいりたいと考えております。いずれにいたしましても早急な対応が必要と考えておりまして、現在調査あるいは県との協議を行っているところでございます。
さらに、人家、裏山等に発生した小規模な林地崩壊というのがございますけれども、これにつきましては、激甚災害指定を受けた場合には林地崩壊防止事業、その他の場合につきましては小規模山地災害対策事業で緊要な個所から復旧することにいたしております。
熊本県においても球磨郡を初めこの種災害が各地に発生しておりますが、治山関係については当面対応策である緊急治山事業についてすでに着工できるように措置をされたと聞いておりますし、熊本でも三十五カ所か何カ所かと聞いておりますが、さらに人家裏山等の林地崩壊対策も早急に行う必要があると考えるが、林野庁の方針はいかがでありますか。
先生お話しの緊急治山事業につきましては、これは林地荒廃のうち、次期降雨等によりまして人家あるいは公共施設等に被害を与えるおそれのある個所につきまして対処することとしておるわけでございますが、さらに人家裏山等に発生いたしました小規模な林地崩壊につきましては、激甚災害に指定された場合は林地崩壊防止事業で対応することとしております。
また、人家の裏山等で発生した小規模な災害につきましては、激甚災に指定された場合には林地崩壊防止事業ということで処理をしたいと考えておりますし、また、その他の場合には小規模山地災害対策事業で緊急個所は対処したいと考えております。また、予算上いろいろ問題があります場合には、さらに予備費等必要な場合には大蔵省と協議をして対処したいと考えております。
また、人家の裏山等に発生しております小規模な林地崩壊につきましては、いわゆる激甚法によりまして激甚災害に指定がございました場合は林地崩壊防止事業、その他の場合につきましては小規模山地災害対策事業、このような形で緊急な個所から復旧してまいりたいというふうに考えておる次第でございます。
また、今回人家なりそれから裏山等に発生した小規模な林地崩壊で、そのうち激甚災害として指定された場合であって人命、財産に直接被害を及ぼすおそれがあるというときは林地崩壊防止事業で対処したい。それから、激甚災害に指定されない場合には、小規模山地災害対策事業をもって防災工事を実施いたしまして、災害復旧の万全を期したい、このように考えております。
○説明員(鈴木郁雄君) 治山事業の工法につきましてただいま先生からいろいろお話ございましたが、人家の裏山等の崩壊を防止するために治山事業で対処いたします場合には、一般的に土どめ擁壁を基礎におきまして法切、階段、切付、積苗工、筋工あるいは水路工、このような工法をやっておるわけでございます。
なお、この緊急治山事業でございますが、一定の採択条件がございまして、たとえば人家が十戸以上とか、あるいは公共施設がある場合とか一定の条件がございますが、これに当てはまらない場合におきましては、人家の裏山等の小崩壊、これらにつきましては、この災害が激甚災に指定をされました場合は、林地崩壊防止事業によりまして、国が二分の一の補助をいたしまして復旧してまいるというぐあいにいたしております。