2002-12-05 第155回国会 衆議院 総務委員会 第10号
その手記には、「(1)経済産業省が「裏チーム」を作り、同事務局に配置した参事官や、橋本元首相ら自民党行政改革推進本部のメンバーと連携して今回の改革をコントロールしようとした(2)経産省と自民党は人事院の権限を縮小しようとし、人事院との間で「戦争」が繰り広げられた(3)重要な方針が局内の議論ではなく、橋本氏らとの調整で決まった(4)同推進室長が経産省、自民党の圧力に屈したため、組織の求心力が失われた」
その手記には、「(1)経済産業省が「裏チーム」を作り、同事務局に配置した参事官や、橋本元首相ら自民党行政改革推進本部のメンバーと連携して今回の改革をコントロールしようとした(2)経産省と自民党は人事院の権限を縮小しようとし、人事院との間で「戦争」が繰り広げられた(3)重要な方針が局内の議論ではなく、橋本氏らとの調整で決まった(4)同推進室長が経産省、自民党の圧力に屈したため、組織の求心力が失われた」
それで、今委員が御指摘されたようなことが書いてありましたので、これもまあどうかなとは思ったんですが、おい、本当に裏チームはあるのかと聞きましたところ、そんなものはございませんと言われましたんで、そうか、じゃ、何でこんな記事が出ているんだと聞きましたところ、大変申しわけございません、おまえ、謝る必要ないだろう、事実じゃないならば、と申し述べた記憶がございます。
○重野委員 それでは、経済産業大臣に聞きますが、あなたの省のことですよね、報道にあるような裏チームなるものが設けられておるんですか。それで、もしそんなことがあった場合に、そこにかかわる職員は本来の業務との関係でどのような扱いになっているのかな、こういうことを素朴に思いますが、どうでしょう。
この雑誌の中で、公務員制度等改革推進室が発足したのに合わせて、経済産業省に裏チームが編成された、こういうふうに書いておるんですね。さまざまな指令や資料はここでつくられ、同省派遣の職員を通じて表の推進室におろされている、こういうふうに書いてある。これをコントロールしているのが元総理である、こういうふうに報じております。
それからもう一つは、そこへ行ったときに孤立したり悩んだりしないようにお世話をする裏チームといいましょうか、国連代表部があるわけですから、あの辺のところでもうちょっと国連のプロパー職員の方のお世話をするということが非常に大事ではないかと思います。私もかつて本部に伺って担当職員の方といろいろ懇談をしてみると、将来が不安だということをやっぱりおっしゃるんですね。