1952-12-02 第15回国会 衆議院 予算委員会 第5号 人事院があつて、人事院の存在の意義が明らかであつて、また裁定機関等があつて、それぞれのそういう政府の重要なる機関が厳密に考案いたしました勧告あるいは裁定等があつても、政府はこれに従つていない。政府みずからが法秩序をはなはだしく軽んじて、その結果労働秩序の確立さえもはばんでおるやに思われるのであります。これでは道義高揚問題を唱えましても、はたして国民が納得するかどうか。 北村徳太郎