1976-10-29 第78回国会 衆議院 法務委員会 第5号
「青法協裁判官会員名簿」というようなものが掲載されている。まさにこれは、人事局長が、裁判官が書くとすれば問題だと言われた論文と基調を同じくする論文なんです。
「青法協裁判官会員名簿」というようなものが掲載されている。まさにこれは、人事局長が、裁判官が書くとすれば問題だと言われた論文と基調を同じくする論文なんです。
○矢口最高裁判所長官代理者 二、三年前までは青年法律家協会にだれが属しておるかということにつきましては、青年法律家協会の側で名簿を発行いたしておりまして、裁判官会員はだれとだれだというふうな名簿がございました。そういうことでございますので、私どももその限度ではわかっておるわけでございます。
○東中委員 いまここにその物件がございますけれども、青法協裁判官会員の機関誌である「篝火」、これは全部古いものばかりです。出されておる資料はほとんどがそうでありますけれども、これがたまたまだれかに会ってものを聞いたというものではなくて、こういう資料がたまたま入るということはあり得るのですか。
裁判官になってからも、左翼青年法曹の集まりである青年法律家協会の裁判官会員機関誌の編集長をやっていた。この経歴でわかるように、受けとった方が問題裁判官なのだ」むしろ平賀書簡の背景の真因は、書簡を受け取った福島裁判官にあるという趣旨の御発言だろうと思います。
その後司法試験を通り、司法修習生を経て判事補になったが、その間青法協会員となり、特にその裁判官会員機関誌である「篝火」の編集連絡者となって、みずからもしばしばこれに投稿しているではないか。京大当時から民主主義科学者協会——民科といわれますが、またこれによりさらに進んだ団体のメンバーだといううわさも聞いておる。