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8762件の議事録が該当しました。

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1947-08-04 第1回国会 衆議院 司法委員会 第12号

佐藤(藤)政府委員 その點につきましては、手もとにさような統計を集計したものがありませんので、お答えすることができないのは、はなはだ遺憾でありまするが、御承知のように、実際の裁判においても、五十五條適用するとしないとは、その裁判官の恣意によつてきまるような場合もありまするので、性質上連続犯だから必ず五十五條適用しておるかといいますと、連続犯のうち重い犯罪一つとらえて単純な一罪ということで裁判

佐藤藤佐

1947-08-04 第1回国会 衆議院 司法委員会 第12号

ただ具體的な事件について、常識上許さるべき行為であるかどうかという點に歸著するのでありまして、われわれの社會生活の上から、常識上それは當然許される行為であるという結論に到達するような場合ならば、裁判官は、おそらく三十五上によつて正當なる行為として違法性阻却犯罪が成立せずという認定をなすだろうと思うのであります。その點解釋上の眞価は、私どもも裁判所に十分期待いたしておるのであります。

佐藤藤佐

1947-08-04 第1回国会 衆議院 司法委員会 第12号

これはひとりこの問題に限つたわけではありませんが、なかなか傳統的觀念というものが裁判官の頭脳を支配しやすいのでありますから、私はもちろん裁判官の能力や努力を否定しあるいは疑うものでありませんけれども、新制度趣旨をよく徹底せられるように、政府當局でも御努力あらんことをお願いしまして、この條文についての質問は終りたいと思います。

佐瀬昌三

1947-08-02 第1回国会 衆議院 政党法及び選挙法に関する特別委員会 第3号

かつ地方支部では地方裁判官がこれを審査する。結局政黨というものが組織の點を會計の點で、行政官竝びに司法官のような官僚に大きな干渉を許す可能性が非常に多い。われわれ政黨の意義は、結局官僚政黨が監視するということが大事だ。殊に國會國權最高機關である。民主主義的に民衆の支持を得、人民の支持を得た政黨こそ、眞に日本の國の最高權威者にならなければならない。

林百郎

1947-08-02 第1回国会 衆議院 議院運営委員会 第10号

その理由は、まず第二十六條の問題に関しまして、いろいろ憲法上の、今第一部長のおつしやつた解釈も首肯できることではございますが、この二條の「彈劾による罷免の事由」という範囲を考えたときに、その範囲に属する裁判官裁判するときに、何がゆえに、裁判官に対する何かの思いやりと言いますか、「公の秩序又は善良の風俗を害する虞がある」といつて、これを非公開にしなければならないか。

石田一松

1947-08-01 第1回国会 参議院 司法委員会 第7号

まあこの点は御答弁を要求いたしませんが、私の考えを申上げて御参考に資したいのであります  ただ私尚虞れますることは先程鬼丸委員もおつしやいましたように、余りに罰金の額におきましても寡少なるために現在の経済情勢と対應して余りに額が低いために、本來罰金刑で以て処断していいものに対しましても、裁判官の微妙な心理が動きまして、懲役刑を、或いは自由刑を選ぶというような心理が働きましたならば、これこそ大変なことであろうと

岡部常

1947-08-01 第1回国会 衆議院 司法委員会 第10号

ただ刑事訴訟法において、檢事が事件起訴にするか、不起訴にするか、その判斷をする際に、犯人の性格、年齢、境遇及び犯罪状況犯罪後の状況を斟酌しなければならぬという規定があるのでありますが、裁判官裁判をなすにあたりまして、刑の量定にあたつては、必ずこの趣旨の精神を體して適切妥當な刑の裁定をいたしておるのであります。

佐藤藤佐

1947-07-31 第1回国会 衆議院 議院運営委員会 第9号

      田中 久雄君    林  百郎君  委員外出席者         衆議院議長  田中 萬逸君         衆議院事務総長 大池  眞君         衆議院法制部長 諸橋  襄君         衆議院法制部         第一部長    三浦 義男君     ————————————— 本日の会議に付した事件  農林、國土計画、厚生各常任委員会國政調査承認要求の件  裁判官彈劾法案

会議録情報

1947-07-31 第1回国会 衆議院 司法委員会 第9号

それは裁判官自由心證によつておやりになるがよろしい。けれども、かつても經驗いたしたような「天皇米出せ」とか、あるいは天皇はどうだとか、こういうようなことは、日本國民としては見ておれない。われわれも特に天皇神扱いにして、かりそめにも天皇に對して何かすれば恐多いから、ほかの者よりも格段に區別せよという、さような觀念も信念ももつていない。ただわれわれ國民全體の象徴を特別に保護せよ。

北浦圭太郎

1947-07-30 第1回国会 衆議院 司法委員会 第8号

すでに政府におきましても、何でもかでも政府が提案しなければならぬとは考えていないのでありまして、裁判官國民審査法案裁判官彈劾法案等は、すでに衆議院より提出つておりまするし、また生活協同組合法、もう一つ農業協同組合法でありましたか、そういうものも議員提出法律案とするように、いろいろ準備が進んでおるようでありまして、そういう傾向に對しまして、政府は心から贊成しておるのであります。

西尾末廣

1947-07-28 第1回国会 衆議院 外務委員会 第3号

安東委員 それは結局のところ裁判官が刑を科するにあたつて、これを自由裁量見地から裁量するかせんかというところに歸着するわけでありますが、もし何ら法的の根據が明らかにせられていない場合には、日本刑法法定裁量主義ということをとつてあると思いますので、その點について非常な不都合が生じてこぬかと思いますが、その點いかように考えておられますか。

安東義良

1947-07-28 第1回国会 衆議院 司法委員会 第6号

離婚に關連しまして、協議離婚が當事者特に妻の真意に基かないで届出でられることを防止するため、家事裁判所確認をもつて離婚要件としてはどうかという有力な意見がありましたので、政府としても十分な検討の結果、家事裁判所を各地方に多數設置し、容易にその確認をうけるような途が講ぜられるならば格別、財政上家事裁判所開設箇所及びこれに配置できる家事裁判官の數が著しく制限される現状を前提にして考えるときは、莫大

佐藤藤佐

1947-07-28 第1回国会 参議院 本会議 第17号

ところが本院におきましては、既に先般來裁判官任命諮問委員会委員公職適否審査基準諮問委員会委員中央農地委員会委員等國会議員を当てることにつきまして、國会法第三十九條第二項の規定によるところの同意の議決をいたしておるのでありますが、これらの委員はその組織或いはその担当事項等から見まして、むしろ一般行政各部の外にあるとさて言つてもいいくらいな独立性を持つているものであります。

木内四郎

1947-07-26 第1回国会 参議院 司法委員会 第4号

大野幸一君 私の第一点は、前質問者と同じですが、それはやはり將來ですね、不法行爲條文に違法という文字がないと、どうも賢明なる裁判官のみ全國にあるわけじやなくて、七百九十二條には違法とない、こちらには違法とある、こういう意味で、まだこういう委員会空氣が全國に知れるわけじやなくて、或いは又被告の側の弁護人は、これを違法の意味を非常に重く解して、違法の立証責任まで求めるというようなことがある、こういうことを

大野幸一

1947-07-26 第1回国会 参議院 司法委員会 第4号

この人々は同國の司法官としまして相当年月の径驗を積んでおるのでありまするが、何分外國裁判官又は檢察官であつたため、当然には我が國の裁判官又は檢察官のみならず、弁護士資格をも有しないので、帰國いたしましても直ちに司法事務の從事することができず、精神的、径済的に悩んでおる実情であります。

國宗榮

1947-07-26 第1回国会 参議院 司法委員会 第4号

台湾におきましては、台湾裁判官並びに檢察官は、裁判所構成法資格を有する者に限られております。弁護士も、弁護士法による弁護士資格者に限られております。南洋におきましては、全部こちらの資格ある者が行つております。將來外地からの帰還者につきまして、今後かような救済方法を取る必要はないと、こういうふうに考えております。

國宗榮

1947-07-26 第1回国会 衆議院 司法委員会 第5号

鈴木國務大臣 数人の裁判官が数人の裁判官を告発したという問題は、理由のいかんにかかわらず司法権の威信のために、非常に遺憾なことであります。遺憾なことは花村委員の仰せられる通りわれわれも同感であります。感情の爭いというものは意外なところに展開するものでありまして、まことに残念に存ずるのであります。

鈴木義男

1947-07-24 第1回国会 衆議院 議院運営委員会 第7号

      吉川 兼光君    岡部 得三君       小島 徹三君    廣川 弘禪君       石田 一松君    田中 久雄君       中野 四郎君    林  百郎君  委員外出席者         衆議院議長   松岡 駒吉君         衆議院議長  田中 萬逸君         衆議院事務総長 大池  眞君     ————————————— 本日の会議に付した事件  裁判官彈劾法案起草小委員会報告

会議録情報

1947-07-11 第1回国会 衆議院 議院運営委員会 第6号

淺沼委員長 次に裁判官彈劾法案審査に関してでありますが、先日の委員会において小委員を選定いたしましたが、早急に成案を得る必要がありますので、小委員会開会日時等について御協議を願いたいと思います。先ほどの打合せにもありました通り、明十二日午前十時より小委員会を開くに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

淺沼稻次郎

1947-07-10 第1回国会 参議院 司法委員会 第2号

○齋武雄君 先程簡易裁判所裁判官は二級官であるというお話でありましたが、私は簡易裁判所單独判事でありますから、責任は非常に重大である、寧ろ地方裁判所合議制の判事より相当有能な人を置かなければならんではないかと思います。單独で決定するのでありますから、その意味において一級官若しくは二級官、大体において一級官、そういうふうにすることはできないのであるか。

齋武雄

1947-07-10 第1回国会 参議院 司法委員会 第2号

そういたしますると、裁判官だけがひとり輿論範囲外に超然と立ち得るというわけには行かない、殊に裁判官も身分の保障は新しい制度の下にも持つておるのでありまして、何人もこれを濫りに罷免したり糺彈したりすることはできないのでありますが、併し主権者たる國民だけは、最後に裁判官がどうしても適当でないと信ぜられる場合には、これを罷免する権利を持つておる、こういう建前からあのような規定ができるわけであります。

鈴木義男

1947-07-09 第1回国会 衆議院 議院運営委員会 第4号

      小島 徹三君    小澤佐重喜君      山口喜久一郎君    石田 一松君       川野 芳滿君    田中 久雄君       中野 四郎君    林  百郎君  委員外出席者         衆議院議長   松岡 駒吉君         衆議院議長  田中 萬逸君         衆議院事務総長 大池  眞君    —————————————  本日の会議に付した事件   裁判官彈劾法案起草委員選定

会議録情報

1947-07-09 第1回国会 衆議院 議院運営委員会 第4号

彈劾裁判所に関する事項は本委員会所管事項となつておりますので、憲法附属法一つとして裁判官彈劾法案を今回の議会に本委員会から提出したいと思います。まず本委員会は小委員会を設けてその起草にあたらせることにいたしたいと思います。御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

淺沼稻次郎