2015-06-04 第189回国会 参議院 法務委員会 第15号
やはりその部分とはまた別に、裁判員同士の方の自由な集まりというようなところ、例えば検察審査員の方々などは、経験された方は、その後、検察審査協会という形でいろいろと集まっている。
やはりその部分とはまた別に、裁判員同士の方の自由な集まりというようなところ、例えば検察審査員の方々などは、経験された方は、その後、検察審査協会という形でいろいろと集まっている。
委員御指摘のデブリーフィングを行うという点につきましては、先ほど申し上げました臨床心理士を講師に招いた研究会におきましても、家に帰る前に裁判員と裁判官が話をして気持ちを落ち着かせることが有益であるという助言をいただいておりまして、その日の公判手続の終了後や全ての裁判手続が終了した後に、実際にそのような機会を設けて裁判官と裁判員、裁判員同士がお話しするという例があるものと承知しております。
したがって、裁判所としても裁判員と十分に意見を交換し、まあ裁判所とというのか、裁判官同士もそうですし、裁判員同士もそうでしょうけれども、全体で十分に意見を交換して十分に耳を傾ける、お互いに意見を交換する必要があるというふうに思っております。
そこで、このナビゲーションに取り上げられている放火事件の裁判員同士の審理の状況を読んでまいりますと、やはり、裁判員といえども当然のことながら普通の市民でございますから、言っていることが、憶測でしゃべっていたりなんかしていますね。
裁判員に選ばれた人は、法律知識よりもまず国語力、要するに、ただいま申しましたように、何がわかっていて何がわかっていないか、わかっていないことについてどういう意識を持って審理に臨むか、あるいは裁判員同士の打ち合わせに臨むかではないかというようなことを思い知らされる本がたくさん出てまいりました。
ですから、法廷で目で見て耳で聞いてわかる審理をするためにはどうしたらいいのかということを十分これまで模擬裁判を通じてやってまいりましたし、また、評議でも、裁判員の方が十分に意見を述べていただいて、裁判官ともお互いに、あるいは裁判員同士もお互いに十分に意見を述べ合って、いい結論に導くというようなためにはどんな評議のあり方がいいのかということを、これまで随分研究してまいりまして、それを、最近は、模擬裁判
確かにいろんな論点が出てきて、例えば裁判員同士が話をするのに打ち解ける、それだけでも約一時間の評議の最後になってやっと打ち解けられたというようなことですから、そういう人間関係を作っていく技術なんてもう、裁判員制度を実際に円滑に動かしていこうと思うと大変だということとか、いろいろありますが。
シンプソン裁判のとき陪審員が貫き通した最も根本的な原則をしんに据えまして、自白は有力な有罪証拠となること、その取り調べ経過の追認、つまり供述調書の信憑性の判断、証言の正当性、被告の真実はどこにあるのか、そうした法定手続をめぐる裁判員同士の確執や裁判長との関係がどう修復されていったのか。
あわせて、私は、二十年余りの大学教員時代におけるゼミの指導経験や学部長等管理職時の学部経営の経験、そして国、自治体の審議会や委員会での委員長の経験、さらには市民活動の際の代表の経験から、理論的な観点からだけではなく、いわば実感として、裁判長が、初対面の裁判員同士が短期間に事実認定を図り、集中的な審議を行い、一定の合意に基づく結論をまとめるためには、十人以上の人数では運営が難しいと推察します。