1975-06-17 第75回国会 参議院 社会労働委員会 第18号
私どもとしては従来からの予算ないしは被爆者措置と比べますと、かなり画期的な問題が盛られていることについての厚生省自身の現行法内での努力については十分私どもは評価するものでございますけれども、しかし、数多くの欠落する点があることはどうしようもないということをはっきり申し上げておかなくてはなりません。 すなわち、第一番目に欠落する問題というのは遺族に対する問題でございます。
私どもとしては従来からの予算ないしは被爆者措置と比べますと、かなり画期的な問題が盛られていることについての厚生省自身の現行法内での努力については十分私どもは評価するものでございますけれども、しかし、数多くの欠落する点があることはどうしようもないということをはっきり申し上げておかなくてはなりません。 すなわち、第一番目に欠落する問題というのは遺族に対する問題でございます。
まあ言うならば、公害の救済法とそれから原爆被爆者措置法——原爆被爆者措置法は申し上げたように、放射能に対する人道的な救済措置ということで、兄貴分のようなものでありますが、そういう公害と同じような考え方で放射能の被害に対する人道上の救済措置をする、こういう考え方が第二の思考方法のジャンルでございます。