1981-06-02 第94回国会 参議院 社会労働委員会 第14号
それで、この原爆被爆者の取り扱いについて、政府の方で、医療関係からまたさらに新しく手当の制度というふうに、逐年改善を加えられて、ずいぶん御配慮をされており、さらには五十五年の十二月には原爆被爆者対策基本問題懇談会の意見も出されておるわけなんですが、この原爆被爆者対象基本問題懇談会の意見について、一部のと申しますか、専門家の間や、また野党の中で、この懇談会の意見報告の中で玉虫色になっている、単なる社会保障制度
それで、この原爆被爆者の取り扱いについて、政府の方で、医療関係からまたさらに新しく手当の制度というふうに、逐年改善を加えられて、ずいぶん御配慮をされており、さらには五十五年の十二月には原爆被爆者対策基本問題懇談会の意見も出されておるわけなんですが、この原爆被爆者対象基本問題懇談会の意見について、一部のと申しますか、専門家の間や、また野党の中で、この懇談会の意見報告の中で玉虫色になっている、単なる社会保障制度
次に、原爆被爆者関係法律に関連するものとしては、一、保健手当は全被爆者対象でなければ新たな差 別を持ち込むことになる。一、健康管理手当をもらうことを知らない人が多 いので、知らせる方法を考えてもらいたい。一、原爆被爆者の子供である被爆二世は病気や健 康不安に悩んでいる者が多く、白血病で亡く なった二世は十五年間に十二人にも上ってい る。
それから被爆者の健康管理のために、全被爆者対象に年間定期検診が二回、それから本人が希望した場合はさらに二回、計四回健康診断が実施されているわけでございますが、この四回ということが適当だと思われるかどうかという点ですね。 それから特に医師が必要と認めるものについては、精密検査が実施されている。