1961-06-30 第38回国会 参議院 農林水産委員会 閉会後第1号
そういうことを非常に悲しんでいるわけですよ、被災地の諸君は。お前たちは土地を出せ、われわれは国で経営してりっぱな造林をしてやるから、そして相当の伐齢期になったら、それを切って、そして収益をお前たちにやるのだという約束で、なかなか自分の山でありながら自分たちも入れもしないで、営林署におまかせしておった。それが一朝にして烏有に帰した。これからも同じような火事があったらばかにならない。
そういうことを非常に悲しんでいるわけですよ、被災地の諸君は。お前たちは土地を出せ、われわれは国で経営してりっぱな造林をしてやるから、そして相当の伐齢期になったら、それを切って、そして収益をお前たちにやるのだという約束で、なかなか自分の山でありながら自分たちも入れもしないで、営林署におまかせしておった。それが一朝にして烏有に帰した。これからも同じような火事があったらばかにならない。
○山本(猛)委員 去る二十九日より翌三十、三十一日にわたり、岩手県下に起こったフェーン災害の実情並びにその応急措置等調査のため、私は三十日夜東京発、翌三十一日、盛岡駅長室において岩手県の杉田厚生部長より一応事情聴取の後、直ちに災害現地たる宮古市、下閉伊郡田老町及び最大の被災地田老鉱山等にわたりつぶさにその実情を視察し、また、これが応急措置等の点について現地当局と打ち合わせを遂げて参ったのでありますが
そこで、農山漁村の実態によく精通をいたしております漁業の関係の信用組合連合会だとか、農業関係の信用組合連合会などを住宅金融公庫の業務の取扱機関に指定いたしますることが、災害対策をすみやかに進めていくのには非常に裨益するであろうというので、当時建設大臣の格別のお取り計らいで、東海三県の被災地についてはそういうような措置が講ぜられまして非常に成果をあげている、このことは大臣のお取り計らいで非常にけっこうな
○江川説明員 数字は、私大へん失礼でございますが、存じ上げておりませんが、たしか昨年の伊勢湾台風被災地の連棟住宅を建設省にお願い申し上げる際にいろいろ教えてもいただきましたが、農村を対象にしては都市に比較いたしましてほとんどいってないというのが現状のようでございます。
今回の補正は、本年災の分八十億円、伊勢湾高潮対策を含めた過年災の分二百七億円、その他チリ地震津波の被災地に対する事業費等を合わせまして、総額二百九十億円の追加でありまして、これにより災害復旧事業は万全のものと思われるのであります。
九月上旬に降雨があり、私が十三日愛野村に到着したときも降雨がありまして、被災地の水稲の葉の色、形状は外形上正常発育のものとあまり異なるところはなかったのでありますが、実際は幼穂形成期を過ぎたものには、この降雨はおそきに過ぎ、結実は不可能というのが実情ではなかろうかと存じます。
八日は速水郡向野町、宇佐郡宇佐町東大畑、駅同時矢部、西国東郡真玉町等の被害状況を視察し、また農民諸君の悲痛な訴えを承りつつ、中津市に到着、ここにおいて中津、下毛農林事務所管内の被害概況の説明と被災地町村長等の陳情を聴取いたしまして、大分県の調査を打ち切り、続いて福岡県に入りました。福岡県におきましては、まず築上郡椎田町、築城町を視察しつつ行橋市に至りました。
それから食糧庁に最後にお尋ねしておきますが、今度の被災地を回りましていろいろ作物の状況を見てきたわけです。特にカンショにつきましては、御承知の通り、今月末に大体カンショ価格の指示をする。例年の通りであります。カンショ価格を指示する時期にもうきているわけですね。ところが、行ってみると、案外葉は茂っておるが、抜いてみると、イモの小さいこんなのが一つ、二つしかついていない。
この被災地の地方公共団体に対して、自治省としては何か御構想をお持ちだと思いますが、その対策について御説明願いたいと思います。
そこで今回のチリ地震による被災地におきましては、すでに御承知のように公営住宅法につきましては、やはり特例を設けて被災戸数の多いところは、補助率を上げております。ちょうど伊勢湾台風と同じように、一種については、三分の二にし、二種は四分の三というふうに補助率を上げておりますので、家賃の面でも、従って普通の公営住宅よりは安くなっている。
十一号、十二号、続いて十四号、十六号、引き続いての台風が参って、被災地の方々に対してはまことにお気の毒にたえない。職掌柄いえば、相済まぬと考えております。 ただいまの御質問でございますが、私もせんだって各地の災害地を見て参ったのでありますが、今度の十六号台風でも、直轄工事が比較的災害が少ない。そして県工事といいますか、補助工事の方が災害が多い。
被災地を地形的に見ますと、津波に直面する海岸にあっても、ゆるいカーブの海岸では強度の増潮浸水を見ないで、函館や浜中村霧多布湯沸岬のようにはさみ状入江の先端は、津波振幅の二倍くらいに水面が盛り上がり、はなはだしい浸水を見ており、また防潮堤も直線ではなくて、陸に山型に設置されたものの背後地にはほとんど被害がなかったのであります。
今回のチリ地震の結果起こりましたる津波につきまして、被災地に非常な甚大な被害がございましたことはまことに同憂にたえない次第でございます。自治庁といたしましても、できるだけの措置を講じたいと思いまして、ただいま鈴木委員からお話がございましたごとく、交付税の繰り上げ交付をやりますと同時に、皆様方の御協議を願いまして、今日地方頂の特例措置をお願いする次第でございます。
従来からも災害が医大になりました場合には、起債の特別措置と特別交付税とあわせて被災地の財政的救済措置を講じてきておるわけでございます。
次に被災地に特に発生しやすい伝染病の防疫対策は迅速かつ適切に行なわれ、日赤及び市町村の努力と相待って、患者の発生を最小限度に食いとめ、赤痢真性三名、疑似患者一名、保菌者四名であることは不幸中の幸いであります。 引き続き現地調査に向かい、北海道の東北端に近い、今次災害で最も被害の多かった釧路支庁管内の浜中村に参ったのであります。
まず、被災地側の官民一致の要望は、今回の津波災害に対しては、国会、政府一体となって、過般の伊勢湾台風対策と同様の、あるいはそれ以上の対策を講じてもらいたいということであります。伊勢湾台風対策、特に高潮対策の未完成または遅延により惹起された被災も相当の分量に上っているので、本年度の台風季節を迎え、伊勢湾台風対策との一体的な、もしくはそれに上乗せした緊急対策が特に望まれているのであります。
それからまた、被災地におきまして飼料の流失その他によりまして事情が窮屈になった場合におきましては、飼料の供給確保をはかり、また、種豚、鶏等の補充につきましても、これが支障のないようにいたして参りたい。さらにまた、応急住宅用の木材あるいは公共施設復旧用の木材、それからまた養殖施設用の木材等につきまして、国有林材の売り渡しを行ないまして、供給確保をはかるようにいたしておるわけでございます。
従って財政力に乏しい被災地の零細なる罹災者につきましては、この再建のため国は格段の助成をはかるべきであります。被災地の現況は、官民一体の努力により跡始末も終わり、ようやく再建復興の途上にあります。
第四点につきましては、被災地の再建のためには、復興資材の輸送が緊要であると思うのでありますが、これら物資の輸送状況及び対策をお伺いしたいのでございます。また、このためにも、鉄道の全線開通の一日も早いことが期待されているのでありますが、さらに、早期復旧の見込みは立っておられるかどうか、詳細にお伺いいたしたいと存ずる次第であります。
今次災害の全貌については、配付資料で御承知をいただくことといたしまして、社会労働関係、すなわち被災地の民生安定の立場から以下その概略を申し上げます。 まず、今回の災害の特徴を申しますと、第一に、被害総額に比較して人命の犠牲が割合に少なかったことであります。
また北海道の襟裳岬から室蘭市に至る海岸は、東からの海流が沿岸で非常に強く、海岸の侵食が目立ち、数カ所で国道、鉄道の退避を行ない、また考えられておるのでありまして、十勝支庁沿岸の砂丘、広尾港海岸の防波塀の効果を与えますと、被害を防ぎ国土の保全をはかるため、被災地には、緊急に、岩手県田老町のように堤防と防波堤を築くことが最も大事だといわれております。
特に今回の被災地は、先年の伊勢湾台風時の被災地に比し、零細地の個人被害でありますだけに、これらに対し先般の特別立法を上回る強力な政治的、行政的措置が強く望まれていることも、けだし当然のことであろうかとの感じを深くいたしたのであります。
私はそういうことをやるよりも、党においても特に主張しているのですが、国が組み立ての住宅というものを五千戸なり六千戸なりを常時用意しておって、そして被災地に、とりあえずそういう組み立ての住宅を作って被災者を収容する。これは現にアメリカなんかでもやっております。私はアメリカにおいても見てきている。学校におきましてもそうです。学校の災害があったときに、組み立ての住宅を作って生徒を収容している。
なお、被災地の港湾には、今なお多数の船舶が沈没し、船舶の航行が不能の状況にありまして、これが掃海はとうてい地方団体が単独ではやれないという状況でございますが、これが措置についてお伺いいたしたいと存じます。
以上、現在までに判明した災害の状況並びに応急の措置について御報告いたしましたが、政府といたしましては、さらに被災地における復旧資材、復興資金の確保、住宅の復興の促進等、民生のすみやかな安定をはかりますとともに、公共土木施設、農林水産関係施設等の早急な復旧に努め、災害対策に万全を期する所存であります。 以上をもちまして私の災害報告を終わります。(拍手)
私どもも被災地に対しましては衷心から同情いたしておる次第であります。この大災害につきましては、もちろん緊急に方策を樹立いたしまして、これを実施しなければならないわけでありまするが、本院といたしましても、各常任委員会から委員を派遣いたしましてその実情を調査するということは、まことに必要かつ適切であると考えるのでありまして、各委員会の委員派遣の要求に対しましては賛成をいたしたいと思います。
○説明員(鬼丸勝之君) 住宅金融公庫の災害復旧用の貸付につきましては、御指摘のように、従来やや手続に手間取ったり、仕事の進め方が迅速を欠いているというようなことがございますが、だいぶ係の者も最近は慣れてきておりまして、今回の災害にあたりましてもいち早く公庫の本社から仙台の支所に対しまして電報で手配をいたしまして、すでに被災地に相談所を開設して申し込み準備を受け付けておりますので、できるだるけ迅速に処理