2018-03-22 第196回国会 参議院 東日本大震災復興特別委員会 第3号
この放射線管理区域を超える汚染の中で農家に被曝作業をさせているのが国の実態です。 資料の二、福島県農民連が実際に土壌を測定したデータ。二〇一六年四月と五月、表の真ん中、色の付いた部分が一平方メートル当たりの汚染、百六十二か所の果樹園を測ったうち、一か所を除いた全てが一平方メートル当たり四万ベクレルを超える土壌だった。一番右、薄緑の部分が空間線量。
この放射線管理区域を超える汚染の中で農家に被曝作業をさせているのが国の実態です。 資料の二、福島県農民連が実際に土壌を測定したデータ。二〇一六年四月と五月、表の真ん中、色の付いた部分が一平方メートル当たりの汚染、百六十二か所の果樹園を測ったうち、一か所を除いた全てが一平方メートル当たり四万ベクレルを超える土壌だった。一番右、薄緑の部分が空間線量。
そういうことを考えますと、緊急時被曝作業をされた方については、やはりきちっと、医療的な、医学的なフォローとかそれなりの対策も含めてやっていく必要があると思います。そのためにも、やはり本人の事前了承を得ておくとか、その後の対策についても検討するという意味でも、それは緊急時になれば決めればいいというものではないというふうに思いまして、私どもはそういう提案をさせていただいています。
実際、現場の隊員からも、非常に不安がっていますよ、今回の被曝作業、本当に安全管理上大丈夫なのかと。保安院あるいは東電さんのことを信じて警察や消防あるいは自衛隊の方は動いているわけですから、本当にそこはしっかりとお願いしたいというふうに思います。 また、今後とも原発に対する災害派遣、これは長くなる可能性があると思います。これからは原子炉の安全化の話と周辺地域の安全化の話であります。
その治療において、三名の被曝作業員のうち二名に臍帯血移植が行われ、臍帯血移植治療の重要性が改めて認識されることとなりました。 今回の迅速な医療対応は、日本臍帯血バンク支援ボランティアの会代表有田美智世さんらとともに、我が党がその早期設置を強く求めてきた公的臍帯血バンクが本年八月にスタートしていたことが大きな力となりました。
○清水澄子君 被曝作業員の人数は発表の都度増加したり、それから今度の事故も想定していなかった事故というもので……(発言する者あり)
作業員の被曝の程度は、三人でありますので、一人が九・四二レム、それから一人が七・八〇レム、それから一人が二・九八レムでありまして、これは法定の、法律による従業員の許容被曝線量である三カ月三レムという基準をこえておるのでありますが、この三人の被曝作業員がこれまで受けた合計値は、今度受けたこの九・四レム等を加えました集計におきまして、これは法令上の許容集積線量以下であるということであります。