1957-04-13 第26回国会 参議院 決算委員会 第24号 さらにまた、過去におけるこの種の不正事件に際しまして、系統組織に与える悪影響というふうなものを重視いたして、関係者による被害額填補によって、実損を最小限度に食いとめようとする配慮から、いわゆる温情主義というふうなことも言えるかと思いますが、こういうことからして、その後の犯罪を容易ならしめた、安易な気持を抱かせたというふうなこともないではなかろうと思うのであります。 井出一太郎