2004-02-05 第159回国会 参議院 財政金融委員会 第1号
○政府参考人(川村秀三郎君) 個別の経営の状況はいろいろあろうかと思いますが、私どもとしては、農林漁業施設資金等の低利な施設災害資金、こういうものを用意してございますので、そういうものの活用を通じまして被害農業者等の支援に努めてまいりたいと、こういうふうに考えておるところでございます。
○政府参考人(川村秀三郎君) 個別の経営の状況はいろいろあろうかと思いますが、私どもとしては、農林漁業施設資金等の低利な施設災害資金、こういうものを用意してございますので、そういうものの活用を通じまして被害農業者等の支援に努めてまいりたいと、こういうふうに考えておるところでございます。
○鹿野国務大臣 被害農業者等に対します制度資金といたしましては農林漁業金融公庫の自作農維持資金等がございまして、これら資金の融資枠が確保されますように適切に対処してまいりたい、このように考えておるところであります。
また、次の自作農資金についての問題でございますが、融資枠の問題、また貸付限度額の特例の問題につきましては、被害農業者等の資金需要を十分に踏まえ、また北海道の特殊事情というものもあるわけでございますので、これらも十分に勘案した上で、実態に即した適切な措置を講ずべく、目下検討中でございます。
今後、被害状況の的確な把握を踏まえまして、被害農業者等に対する資金の確保措置を含め、適時適切な対策について検討することといたしております。 税財政上の措置といたしましては、国税の申告書等の提出、納付または徴収に関する期限の延長等を行うとともに、関係地方団体の被害、状況、財政状況に応じまして、地方交付税の繰り上げ交付、地方債の許可、特別交付税措置等を検討することといたしております。
○吉岡(裕)政府委員 先生ただいま御質問の特別被害農業者等に係ります基準制限がきついのではないかというお話でございますが、現在特別被害地域内の特別被害農業者等に対しまして、御承知のように三%資金というものが貸し付けられております。
そういう中では、あそこにおける農業経営というのが現実に非常な災害を受けておるというそういうふうな事態があるものでありますから、それからして主として農業経営というものを対象にした形の法律案になったわけでございますが、諫山先生御指摘のように、うしろのほうで「被害農業者等」というふうに入れて拡大をするということになれば第一条の趣旨はおかしいではないかこの御意見は当然に出てくると思うのであります。
そこで、その点はおきまして、内容で二、三質問したいのですが、第十条で「被害農業者等」と、「等」ということばがつけ加えられました。これは資金融通の対象として農民だけではないということのようですが、こまかいことになりますが、そうなると目的の第一条などにもやはりその趣旨を盛り込まないと、この法案は首尾一貫しないのではないかという気がします。
特に第四十六国会終了後今日までの間において、北海道における冷害等、農作物等に著しく激甚な被害をもたらした災害が発生いたしましたが、現行の天災融資法による貸し付け限度額のままでは、これらの災害による被害農業者等の経営資金の需要に十分には対処しがたいのであります。
特に第四十六回国会終了後今日までの間において、北海道における冷害等、農作物等に著しく激甚な被害をもたらした災害が発生いたしましたが、現行の天災融資法による貸し付け限度額のままでは、これらの災害による被害農業者等の経営資金の需要に十分には対処しがたいのであります。
――――――――――――― 六月六日 災害防除対策の強化に関する陳情書 (第六〇一号) 豪雪地帯における税の軽減に関する陳情書 (第六〇二号) 同(第六九四 号) 福島県の凍霜害対策に関する陳情書 (第七三七号) 同(第七三 八号) 福島県の凍霜害による被害養蚕農家救済に関す る陳情書 (第七三九 号) 福島県の凍霜害による被害農業者等に経営資金 の融通措置に関する陳情書
一七、被害農業者等の現金収入を確保するため、国及び府県は災害地の実状に応じて既定公共土木事業の繰上実施又は新規事業(災害復旧事業を含む)の実施を行なうものとする。特に国有林は強力に協力するものとする。 一八、国は個人所有の堤外農地をこの際買上げるよう措置するものとする。 一九、農業気象観測施設の整備充実をはかることとする。 以上であります。
九、救農土木事業に関する事項 被害農業者等の現金収入を確保するため、国及び府県は災害地の実状に応じて既定公共土木事業の繰上実施又は新規事業(災害復旧事業を含む)の実施を行うものとする。特に、国有林は強力に協力するものとする。一〇、堤外農地に関する事項 国は、個人所有の堤外農地を、この際、買上げるよう措置するものとする。 右決議する。
○衆議院議員(芳賀貢君) 只今議題と相成りました昭和二十九年五月の暴風雪害による被害農業者等に対する資金の融通に関する法律案に関しまして、提案の理由を御説明申上げます。
事務局側 常任委員会専門 員 安楽城敏男君 常任委員会専門 員 中田 吉雄君 ————————————— 本日の会議に付した事件 ○昭和二十九年四月における凍霜害の 被害農家に対する資金の融通に関す る特別措置法案(内閣提出、衆議院 送付) ○繭糸価格安定法の一部を改正する法 律案(内閣送付) ○昭和二十九年五月の暴風雪害による 被害農業者等
繭糸価格安定法の一部を改正する法律案、二十七日内閣から予備審査のため提出、同日予備付託、昭和二十九年五月の暴風雪害による被害農業者等に対する資金の融通に関する法律案、衆議院議員芳賀貢君ほか四十四名提出、二十七日予備審査のため送付、同日予備付託、農林水産業施設災害復旧事業費国庫補助の暫定措置に関する法律の一部を改正する法律案、同上を順次議題とし、先ず提案理由の説明を聞くことにいたします。
○芳賀委員 ただいま議題と相なりました昭和二十九年五月の暴風雪害による被害農業者等に対する資金の融通に関する法律案に関しまして、提案の理由を御説明申し上げます。
————————————— 五月二十六日 農林水産業施設災害復旧事業費国庫補助の暫定 措置に関する法律の一部を改正する法律案(芳 賀貢君外四十四名提出、衆法第四五号)同月二十七日 昭和二十九年五月の暴風雪害による被害農業者 等に対する資金の融通に関する法律案(芳賀貢 君外四十四名提出、衆法第四四号) 繭糸価格安定法の一部を改正する法律案(内閣 提出第一八二号) の審査を本委員会に付託
本委員会に付託になりました芳賀貢君外四十四名提出、昭和二十九年五月の暴風雪害による被害農業者等に対する資金の融通に関する法律案及び農林水産業施設災害復旧事業費国庫補助の暫定措置に関する法律の一部を改正する法律案を一括議題といたし、審査に入ります。まず両案の趣旨について提案者の説明を求めます。芳賀貢君。