1949-08-09 第5回国会 参議院 建設委員会 閉会後第2号
○久松定武君 私は先般デラ台風後に参議院の方から災害地帶に派遣されまして、つぶさに被害縣を視察したものであります。そのときに感じましたことに三つの点があります。
○久松定武君 私は先般デラ台風後に参議院の方から災害地帶に派遣されまして、つぶさに被害縣を視察したものであります。そのときに感じましたことに三つの点があります。
これは犠牲者を見てもわかるのでありますが、おそらく全被害縣の犠牲者を集めたところで、愛媛縣一縣に及ばない。あらゆる網、資材の大部分失つてしまつたのでありまして、さしむき水産関係の復興のために融資を今懇請しておるわけでありまして、大体においては了承してもらつておりますけれども、まだ〇・Kがとれていないらしいのです。最少限度三億円の復興融資をお願いしておるわけであります。
○石川委員 さきほど述べられました建設省所管の緊急予算額として要求になつておられます五十一億のうち、各被害縣別の個々の金額がおわかりでありましたら、説明を願います。
食糧としましては主食は大体間に合うから、乳兒用に重点を置きまして、乳兒用のミルク、砂糖、それを二万三千二百ポンドを岩手、宮城、佐賀、長崎、千葉、靜岡の各被害縣に発送することにララの物資は決定いたしました。 それからガソリンにつきましては岩手縣に四万リツター、宮城縣に二万四千リツターを増配して、千葉縣には一万リツターを特配するということにいたしました。
○井上政府委員 今夏近畿地方竝びに關東の一部に發生しました旱害の應急對策の問題でありますが、この應急對策費につきましては、當初農林省としましては、さしあたり必要なポンプでありますとか、ベルトでありますとか、油でありますとか、その他井戸掘りに必要なる指導をするとか、それぞれ措置を講じ、かつこれに必要なる經費をどうするかということについて、當該被害縣と農林省との間で、いろいろ折衝いたしまして、大體の被害金額
さらにまたお話のごとく、輸送に密接な關係のある水害の對策でありますが、御存じの通り林道が破壊をいたしまして、満足に輸送が行い得ないような實情にありますので、これらの林道囘復について、また水害によるかまどのはかいの囘復、復興等についての對策を併ぜて考え、また必要な地帶に對しましては、水害對策費の一部から、これらの復舊費を、すぐ各被害縣に割當てましてやつておるようなわけでありまして、それに對しましては、
いろいろの事情から被害縣が負擔をするということは、これは容易でない。被害を蒙つた上に又負擔をする、かような關係上今年度のはどうか國庫で全額支辨ということに一つお決めを願いたいと、こう思います。
○内村清次君 今囘の關東地方の風水害は現下の我が國の現状に照しまして誠に深刻、影響の非常に大なことに對しまして遺憾でありまするが、就中鐵道の被害は、被害縣は勿論といたしまして、人心の動搖又全國産業及び食糧など民生の安定に及ぼすところの影響というものは非常に大でありまするが、この復舊が最も急ぐべき緊急な問題であると思います。
その被害縣の調査は埼玉、茨城、群馬の三縣下にわたる利根流域の水害實情調査として、員數は八名といたしまして、社會黨、民主黨、自由黨各二名、國協黨一名、その他會派一名計八名とし、この委員の氏名は明日の委員會までに決定の上、各黨より委員長に申告していただきたいと思います。
の閣議で決めましたのでありますが、できるだけ國庫から補助費を出しますが、できないところは府縣の負擔、災害復舊費のようなものは、あいだの繋ぎとして極力、地方の銀行に相當どうも金があるようでありますから、地方の融資を一時受けて、そうしてこの工事を遂行するというようなことに、日本銀行を通じて、各支店所在地の、日本銀行支店所在地の關係災害地に向つてそういう通達をして貰いまして傍ら内務省といたしましては、各被害縣當該