1975-06-27 第75回国会 参議院 災害対策特別委員会 第7号
第四に、被害果樹の手入れについては、その適否のいかんによっては今後二、三年間の生産に大きな影響を及ぼすので、本県のごとく降ひょう被害を初めて受けた農家が多いことにかんがみまして、早急に適時適切な指導をする必要があると存じます。東北地方等の降ひょう被害の経験の多い県の指導を受けるなど、適切な措置をとる必要があると存じます。
第四に、被害果樹の手入れについては、その適否のいかんによっては今後二、三年間の生産に大きな影響を及ぼすので、本県のごとく降ひょう被害を初めて受けた農家が多いことにかんがみまして、早急に適時適切な指導をする必要があると存じます。東北地方等の降ひょう被害の経験の多い県の指導を受けるなど、適切な措置をとる必要があると存じます。
また、水稲の倒伏被害、果樹の樹体被害等に対しては、現地における農業改良普及員等を駆馳して農家の指導に当たらせており、農業共済金の早期支払い措置、既貸し付け金の条件緩和、つなぎ資金の融通についてはすでに通達済みであります。
第五に、被害果樹、桑、バレイショ等の樹勢回復のため、速効性肥料購入費、病害虫除用薬剤費の助成措置。 第六に、被害激甚地域の転作の必要な種子等購入費の助成措置。 第七に、防霜対策施設及び燃料費の助成措置。 第八に、いままで借金している営農資金、農林漁業資金に対して、延納、利子補給等の措置。 第九に、被害農家に対し、所得税の減免並びに欠損金の繰り越し控除の措置。
被害果樹、桑樹等の回復をはかるためには、副芽または潜伏芽の発芽伸長を促す必要があるが、そのためには、速効性肥料を施与することが不可欠である。この購入費に対する助成の問題でございます。先ほどお願いしたとおりでございます。 次に、果樹、桑樹の害虫防除薬剤購入、これは桑の木につきましてはモンシロドクガでございますが、果樹についてはモニリヤ、菌核病等が多量発生するおそれがあるのでございます。
これは被害果樹から直ちに被害額が的確に把握できにくい点がありますが、現実問題として、被害を受けた果樹は平年作の収穫を得るまでには、その翌年から数年間を要し、その間の減収が明白でありますので、天災融資法の農作物の減収に果樹被害による減収予想量を加えるようにされたいというのでありまして、一考を要するものと思うのであります。 以上、報告を終わります。(拍手) ————◇—————
これは被害果樹から直ちに被害額が的確に把握できにくい点がありますが、現実問題として、被害を受けた果樹は、平年作の収入を得るまでにはその翌年から数年間を要し、その間の減収が明白でありますので、天災融資法の農作物の減収に果樹被害による減収予想量を加えるようにされたいというのでありまして、一考を要するものと思うのであります。 以上、報告を終わります。(拍手)
県側から、被害果樹の改植に要する資金のワクの拡大、天災融資法の適用を受けた経営資金については、融資限度額を五十万円に引き上げること、共同利用施設に対する補助、樹勢回復及び病害虫発生予防の応急対策費に対する高率補助、梅も重要果樹であるので、他の果樹と同等の措置を講ぜられたいとの要望がありました。
十七日はまず新飯田の果樹地帯に参りまして、現地にて被害果樹について一つ一つ説明を受け、三条市の果樹園地帯を通過して参りました。この地帯の果樹は二十年から四十年のナシ、ブドウが多く、ナシは樹齢四十年では一本の木で五十貫を産するという、農家にとっては至宝の果樹であります。
による災害復旧特別財 政府措置等の請願(第二五三号) ○六号台風等の災害復旧緊急対策に関 する請願(第八五三号) ○台風災害緊急対策等に関する請願 (第八五四号) ○十五号台風による滋賀県甲西中学校 体育館の災害復旧の請願(第七八 号) ○十四号台風による被害農地の除塩事 業費国庫補助の請願(第四八号) ○台風による被害開拓者救済特別対策 に関する願(第八九号) ○七号台風等による被害果樹園芸