1975-06-05 第75回国会 参議院 建設委員会 第11号
ここに「南神大寺住宅公団団地建設による被害の修復を求める陳情書」というのが出て、この中に建設中の被害、工事による云々というのが出ておる。
ここに「南神大寺住宅公団団地建設による被害の修復を求める陳情書」というのが出て、この中に建設中の被害、工事による云々というのが出ておる。
このほか、治水事業にかかる被害工事など工事単価は三十五年、三十六年にかけて平均一五%程度の値上がりを示しております。このような要素を加味すると、どうしても治水十カ年計画の抜本的改訂が必要になってきておると思うのであります。 こういうような意味からいたしまして、政府はすみやかに昭和二十八年度を当初とする治水新十カ年計画を策定すべき必要に迫られておると思うのであります。
ところが今日までの規定によりますと、先ほど引用いたしました災害土木費国庫補助規程施行細則第二條に、「災害ニ因リテ必要ヲ生シタル土木工事ニシテ国庫ヨリ補助スヘキモノハ被害工事ノ原形ニ復スルヲ以テ目的トス但シ原形ニ復シ難キ場合其ノ他特別ノ理由アル場合ニ於テハ増築、改築又ハ之ニ代ルヘキ必要ノ施設ヲ為スコトヲ妨ケス」。この規程によつて今日まで府県の災害に対して三分の二の補助をいたしているのであります。
従来の規定を申し上げますと、「災害ニ因リテ必要ヲ生シタル土木工事ニシテ国庫ヨリ補助スヘキモノハ被害工事ノ原形ニ復スルヲ以テ目的トス但し原形ニ復シ難キ場合其ノ他特別ノ理由アル場合ニ於テハ増築、改築又ハ之ニ代ルヘキ必要ノ施設ヲ為スコトヲ妨ケス」。災害復旧工事がこの原形に復することをもつて原則といたしますが、それが著しく困難または不適当な場合におきましては、これにかわる施設をすることができる。
たとえば集団地一町歩という基準を求めて行く場合におきましても、それならば、五反歩のものはほうつておいていいかということになりますと、被害の実情等を考えますと、実際の面積においては相当広いけれども、その割合に被害工事の、つまり難易等を考えますと、そうでない実質を持つておる場合もあるので、一町歩は従来幾ら幾ら、それから五反歩に対しては、それの何パーセントというようなこと、それを三段構えくらいにしてできるだけ