1970-10-09 第63回国会 参議院 決算委員会 閉会後第9号
この研究は、厚生省のほうも御存じのように非常にめんどうなあれでございまして、予算的にも、あるいはまた機械の上からも、設備の上からも、いろんな複雑なものがあろうと思うのですが、じゃ地方の衛生研究所あたりにはどれぐらい出ているのか。
この研究は、厚生省のほうも御存じのように非常にめんどうなあれでございまして、予算的にも、あるいはまた機械の上からも、設備の上からも、いろんな複雑なものがあろうと思うのですが、じゃ地方の衛生研究所あたりにはどれぐらい出ているのか。
現在のところこれには許容等その他の規定が詳細になされておりますが、これがこのとおり守られれば職場においては有機溶剤による中毒はない、こういう前提で考えておりまして、これらのことにつきましては、先ほど御指摘のありました労働衛生研究所あたりの研究成果、その他いろいろの研究機関の成果も取り入れてこういうものをつくっておるわけでございます。
これは各地で起こりまして、各地の衛生研究所あたりでとられるものですから、そういう材料をとってないところがかなり多いわけであります。あるいは材料をとっておっても、その取り方にいろいろ不備がある、そういうようなことで、必ずしも全例についての判断は下せないわけでございますが、一応生ワクチンを飲んでおりますから、生ワクチンのビールスが便に出る。
ところが、実際は労働衛生研究所あたりには研究費は出るが、労災病院にはこの種の研究費というものは出されていない。従って、そういう点で今の医学的な算定の基準といったようなものが、放置されていると言うと語弊がありますが、もっとより合理的な、より水準の高い一つの基準というものが設定されていないのではないか。
そういう点で、せっかく今大きく地方衛生研究所あたりでもやっているというが、どうも私は寡聞にしてあまり聞かない。また結果がどういうふうになっているか、特に国民に対して、よその雑誌とかそういうものでなくて、いわば厚生白書の中にでも盛られて忠告をしていただきたい。そういう点でのデータを局長から一つ……。