1997-11-28 第141回国会 衆議院 大蔵委員会 第7号
私も第二臨調のときには民社党政策審議会で臨調を担当しておりまして、私は行革与党を貫いてきた立場でございます。しかしながら、往々にして行革というのは、行革に名前をかりまして、国民の期待しないような方向にしばしば使われている事例がある。行革に名前をかりた無定見な歳出カットだとか、あるいは特定業界を代弁するような規制緩和の議論が往々にして見られる。実に玉石混交の世界だと私は思っております。
私も第二臨調のときには民社党政策審議会で臨調を担当しておりまして、私は行革与党を貫いてきた立場でございます。しかしながら、往々にして行革というのは、行革に名前をかりまして、国民の期待しないような方向にしばしば使われている事例がある。行革に名前をかりた無定見な歳出カットだとか、あるいは特定業界を代弁するような規制緩和の議論が往々にして見られる。実に玉石混交の世界だと私は思っております。
私どもは、これから行革与党協議の中で、きょうから始めますが、真剣に議論したいと考えております。 さらに、私は、国民の皆様の大きな関心の焦点となっている福祉と医療、財政構造改革と景気、経済の今後について伺います。 福祉日本の総合計画をどうするのか、医療保険の改革と福祉、医療保険制度の改革に日本の国民の注目と視点が集まっています。
かつて、亡くなられた土光さんが行革に取り組まれたとき、我々はこれを全面的に支持し、国鉄、電電の民営化など、まさに行革与党として行革の推進に全力を尽くし、財政の再建に協力いたしました。今重要なのはこの行革への再挑戦であります。
みずから行革与党を任じましてその推進に努力をしてまいった次第でございます。 何回も言われておりますけれども、パーキンソンの法則のごとく行政機構というものが細胞分裂を繰り返しながら次第に肥大化していく傾向というのは、これは日本のみならず世界共通の事象であろうと思います。
時間が非常に限られましたので簡潔にお尋ねいたしますけれども、私どもは行革与党というような立場から、自分らで行革推進にも努力をしてきたつもりでございまして、九年前に臨調ができたのも我が党の長年の主張からであるというふうに自負しているくらいでございます。国鉄の民営化、三公社の民営化などもそのことの結果として実現したと考えております。けれども、未達成の課題は非常に多い。
民社党は、行革与党をもって任じ、その実現に努めてまいりました。我が党の主張により、九年前には臨時行政調査会が設置され、国鉄、電電の民営化などが実現しましたが、地方分権や民間活力を妨げている中央集権的な権限の国への集中、陳情行政のもとになっている補助金行政、惰性的な中央官庁や地方出先機関のあり方など、根本問題にはほとんどメスが入れられておりません。
○委員以外の議員(勝木健司君) 私ども民社党は、行革与党と言われるほどに行政改革には熱心に取り組んできた政党だろうというふうに思います。民主主義の発展、また福祉、公共部門の拡大といった背景のもとに、行政は拡大化と巨大化と高いものにつくという高価化の一途をたどってきたというふうに思います。
私どもも、行政改革を進める行革与党という立場から、これに非常に深い関心を持って見ておったわけであります。 ことしの初め、政府でこの問題に関する第一弾の十七省庁二十機関十一部隊の地方移転の計画が閣議で決められたわけでありまして、第一歩として率直に評価をしたいのでありますが、しかし、当初は、もっと思い切った案が出てくるのではないかということを期待をしておりました。
行革与党をもって任ずる我が党は、もちろん肥大化した行政機構を簡素合理化し、効率的な仕事減らし、人減らしによって行政コストを減らすために今後も全力を傾ける決意でありますが、これと並行して積極経済政策を採用することは何ら相矛盾するものとは考えておりません。総理は今も臨調路線と拡大均衡経済財政運営とは相入れないものとお考えでしょうか、総理の明快な御説明をいただきたいと思います。
○中村鋭一君 今回の電電三法の審議につきましては、行革を推進するという立場から、我々は会派としては野党ではございますけれども、この行革をやらねばならぬという点におきましては、行革与党として総理のいわゆる行革三昧とおっしゃいましたその姿勢に大いに共感を示し、この推進にともに努力をしてきた経緯がございます。
○中村鋭一君 小山さんにお尋ねいたしますが、二次臨調の答申が出て、今大臣もおっしゃいましたけれども、本法律案はいわゆる行革関連法案の一つであると、こう言われておりますし、我が党も行革与党といたしましてその一環としての本法の成立を強く望んできた経緯がございますが、小山局長、やはりこの三法は行政改革関連法案、すなわち行革の本旨とするところに合わすためにつくられたという面もあるわけでございますか。
行革与党を自認する私どもにとって、今回の専売改革法案が遺憾ながら不十分なものと判断せざるを得ないことは前述のとおりであります。本来、多くの修正を求めたいところでありますが、しかしながら、政府・与党がこの法案についてこれまで歩んできた経緯にかんがみれば、政府・与党が修正に応じ得る範囲はおのずと限られたものと判断せざるを得ないということも事実であります。
我々民社党は行革与党を自認いたしまして今日まで対処してきたものでございますが、総理はさきに専売法案についてある程度妥協していく、一〇〇%自民党だけの意見に固執するつもりはない旨の発言をされております。臨調答申により一層沿うものであるとするならば、行革推進のための修正案は心を広く受け入れる考えがあるのか、我々と十分話し合う含みをお持ちなのか、この点だけを明らかにしていただきたい。
我が党が、行革与党の立場から、かねてより退職者不補充措置の拡大による公務員定数の約一万七千人純減、特殊法人に対する補助金の削減、地方公務員給与適正化法の制定、貸倒引当金等の見直しなどの具体策を示し、その実現を強く求めてきたにもかかわらず、政府がこれを軽視したことは遺憾であります。
行革与党を自認する我が党が、行財政改革推進のための具体策として、退職者不補充措置の拡大による公務員定数の約一万七千人純減、特殊法人に対する補助金の削減、貸倒引当金等の見直しなどを強く主張してきたにもかかわらず、政府がこれを軽視したことは遺憾であります。行革三昧を語る中曽根総理が、今後その言に十分値する本格的な行財政改革に速やかに着手されるよう、強く求めます。
行革与党を自認する我が党は、行財政改革推進のための具体策として、退職者の穴埋めを行わず、公務員定数の約一万七千人の純減、特殊法人に対する補助金の削減、地方公務員給与適正化法の制定などを強く主張してまいりました。それにもかかわらず、政府がこれを軽視したことはまことに遺憾であります。行革三昧を語る中曽根総理が、今後その言に十分値する本格的な行財政改革に速やかに着手されるよう強く求めるものであります。
わが党は、野党ではありますけれども、結党以来堅持してまいりました是は是、非は非、この精神から、当初からこれを強く提唱し、いわば行革与党として強力に推進する立場をとっておりますことは総理も御承知のとおりであります。
○柄谷道一君 われわれ民社党は行革与党をもって任じております。この面は大いに断行すべしという立場に立つものでございますが、さりとて、景気対策が行革や財政再建に逆行するという短絡的な考えをとるものではございません。