1957-02-15 第26回国会 衆議院 内閣委員会 第6号
従ってその質の向上については、これはもちろん行軍力を養うという点からすれば、その方面の訓練等もずいぶん盛んにしなければならぬ、ある程度無理だと思われるような行軍の訓練もそれはいたさなければならぬ、技術の練摩もいたさなければならぬのでありますが、同時に隊員たることを希望する国民の中の希望者に、自衛隊というものに対するいささかの危惧でも起させ、熱情を失わしめるというようなことになってはいけないというように
従ってその質の向上については、これはもちろん行軍力を養うという点からすれば、その方面の訓練等もずいぶん盛んにしなければならぬ、ある程度無理だと思われるような行軍の訓練もそれはいたさなければならぬ、技術の練摩もいたさなければならぬのでありますが、同時に隊員たることを希望する国民の中の希望者に、自衛隊というものに対するいささかの危惧でも起させ、熱情を失わしめるというようなことになってはいけないというように
世界第一次大戰後までの状況を申しますると、戰爭のやり方は軍の行軍力が大体一日馬の走る範囲程度でありましたけれども、第二次世界大戰になりますと、御存じの通りに飛行機の発達、原子爆彈の発明というようなことに直面いたしまして、大きな変化を受けたのであります。