1998-06-09 第142回国会 参議院 本会議 第33号
まさに意図的に行政改革イコール中央省庁再編と、行政改革の議論を矮小化させたものであります。橋本総理は、より重要な改革をなおざりにして性急に省庁の再編を先行させたのです。 さらに、政府案の大きな欠点は、行政改革の主導権を官僚にゆだねていることであります。今回の基本法はプログラム法であり、実質的な中身の改革は今後の設置法等の制定作業の中で具体化するものであります。特に重要なのが設置法であります。
まさに意図的に行政改革イコール中央省庁再編と、行政改革の議論を矮小化させたものであります。橋本総理は、より重要な改革をなおざりにして性急に省庁の再編を先行させたのです。 さらに、政府案の大きな欠点は、行政改革の主導権を官僚にゆだねていることであります。今回の基本法はプログラム法であり、実質的な中身の改革は今後の設置法等の制定作業の中で具体化するものであります。特に重要なのが設置法であります。
まさに意図的に、行政改革イコール中央省庁再編と、行政改革の議論を矮小化させたものであります。より重要な改革をなおざりにして、性急に省庁の再編という箱物づくりばかり急ぐ総理の姿勢は、従来の箱物優先、公共事業優先の姿勢の延長に思えてなりません。 さらに、政府案の大きな欠点は、行政改革の主導権を官僚にゆだねていることであります。