1966-06-09 第51回国会 参議院 農林水産委員会 第31号
したがって、自営農家を育成するという大原則の上に立つならば、やはり私はこれは行政指導、政策としてそういう方向にいろいろな方法があると思いますが、仕向けるというものがなければこれは政治でもないし、行政でもないというふうに思うわけです。その点をどうお考えになっておるのかどうか、この点だけを御質問して終わりたいと思います。
したがって、自営農家を育成するという大原則の上に立つならば、やはり私はこれは行政指導、政策としてそういう方向にいろいろな方法があると思いますが、仕向けるというものがなければこれは政治でもないし、行政でもないというふうに思うわけです。その点をどうお考えになっておるのかどうか、この点だけを御質問して終わりたいと思います。
○岡田(利)小委員 私は、今特に担当の鉱山局でとっておる政策的な行政指導政策を含めた行政指導について理解はしておるわけです。国策会社をつくるだといえば、みんなあわ食って一斉に阻止をするということになる。あるいはまた何かやるといえば、その局面で業界の意向が変わってくる。
従って、まあこれは、今後の長期対策について考えられることであろうと思うのですが、私は、こういう行政指導政策のとり方そのものが、物の増産のみに力を入れてきた非常に悪い欠陥が今日現われてきた、これは、前に大臣に対して、私が所信表明のときに申し上げたのでございますが、これははっきり出てきているというふうに思うのです。この点は、今後の長期の恒久的な対策のときには、十分一つ考えてもらわなければならぬ。