結局業界の実質的な自主規制ということが中心で、これにある程度の行政指導といいますか行政圧力というものを加えて、これを実現する、こういうことがいまの石油の行政といいますか、それが柱になっている。これがいまお話しのように、将来は設備規制だけをやれば、あとだんだん話していくなり相談するという形が出るかどうか、私はむしろ逆にいくんじゃないかという心配があると思うのです。
かような保険料、その他実際上の問題について、私は立案の内容である保険料の問題について、負担がきわめて不均衡になるという点と、それから実際において、これをわれわれの手のうちにおいてやっておりました過去の体験から見まして、何ら支障のないことであり、それをみずからが解決できるところの、かような行政圧力を受けなくても保障ができ、それに対する担保が確保できるところの企業体の免許と、その事業の育成こそ、この際事故