私どもとしましては、正直なところ、各地にそういったものができることは望ましいとは思いますけれども、一方でなかなか厳しい定員事情、予算事情等ございますので、やはり行政効率等、そういったものを勘案しながら検討していくということになろうかと思っております。
第一点につきましては、いまお話しのように、小売の問題というのは非常に地域的性格が強い、したがって、これまたその施設が都市的機能の重要な一翼を担っておる、そういう意味で地方政策に非常に関係がありますので、そういう意味で都道府県知事というものがその行政の任に当たるというようなことが適当であろうというふうに考えまして、第二種につきましては、従来の調整実績、行政効率等も勘案した上でそういうふうにしたわけでございます
その上、その性格上、それぞれの地域の特殊性というものを背後に持っておりまして、現地に財務局なり財務部が所在いたしまして、その地域の行政需要をできるだけ細かく吸い上げて処理に当たっておるというのが実情でございまして、地元の利便とか行政効率等、そういう面から申しまして非常に要請が強いわけでございますが、この要請にこたえますためには、私どもといたしましては、現在の全国十に分けておりますブロック制度がかなり