1994-12-08 第131回国会 参議院 地方行政委員会 第7号
そこで私は国務大臣としてお尋ねするわけでありますが、右翼なり、その中で行動右翼あるいは暴力団系右翼という団体がどうなのか、警察庁の所管とも密接にかかわるわけでありますから、やはり政府としては具体的にこういう団体はこう認識しているということ等々も一致させるなり、統一的に認識を一致させて対応しないと、警察の認定、評価、それが少な過ぎて対応も狭くなるということにもなりかねないわけであります。
そこで私は国務大臣としてお尋ねするわけでありますが、右翼なり、その中で行動右翼あるいは暴力団系右翼という団体がどうなのか、警察庁の所管とも密接にかかわるわけでありますから、やはり政府としては具体的にこういう団体はこう認識しているということ等々も一致させるなり、統一的に認識を一致させて対応しないと、警察の認定、評価、それが少な過ぎて対応も狭くなるということにもなりかねないわけであります。
しかし、とにかくその当時は皇民党とも何とも言ってなくて、石川県の中にいる右翼団体だというふうに言われておりましたが、後にこれがいろいろ調べていきますと、行動右翼というような呼び方を専門家はしておりましたが、暴力団が形を変えて政治結社の届け出をしてそうした行為をしておるということでございました。
ただ御案内のように、右翼と言いましてもいまどの程度の人間がおり、どのような構成団体があるのか、そしてまた、そのうちいわゆる純粋右翼あるいは行動右翼あるいは右翼暴力団、いろいろあるようでございますが、それらの内容は私は承知をいたしておりませんが、これは当然治安当局は十分把握をしているはずでございますから、厳正に取り締まる。 何せ、しかし、警察も大変苦労はしておるようです。
現在、行動右翼、この中に参加しております未成年者の数というのは、約三百人ほどおります。このうち中学生層と見られますのは、補導等の実績から見まして約三十人ぐらいじゃないか、このように見ております。しかしながら、これらの未成年者のほとんどは確固たる信念を持ってこの活動に参加しているというものではなくて、いわば先輩等に誘われまして一時的に参加しているというのであります。
○神谷信之助君 先ほどの御答弁で、街頭行動に乗り出している団体数、人員というのが二万二千人くらいだろうというお話、いわゆる行動右翼と言われているものがこの部隊ということですか。そして、この中にはいまの暴力団系右翼というのも含まれていることになるんでしょうか。その辺はどうですか。
○政府委員(山田英雄君) 表立って活動しているという意味では行動右翼という言い方で総称できると思います。暴力団の何らかの影響を受けておるその残滓であるというグループももちろんこの中に含まれております。
最近の行動右翼の行動は、自主憲法制定とか北方領土返還ということで積極的な運動がございまして、その過程で、御指摘のような違法事案、暴力事案というものもしばしば見受けられるわけでございます。 警察としましては、こうした右翼の違法行為、これにつきましては、特に厳正適確な取り締まりを行うという方針で、昨年一年間で申し上げますれば、三百四十九件、五百二十八人検挙いたしております。
その中に、今回逮捕された中には、行動右翼団体の国防青年隊総本部に加入、学生局幹事などの名刺を持った者がおる、こういうことが出ております。 こういう風潮があるとすれば大変なことで、大変恐縮ですが、ここへ私は暴走族の着ておる服を持ってまいりました。彼らは愛国とかなんとかいうことを考えておるかもしれませんが、これが上着なんです。こちらに日の丸の旗をつけております。
これは日本青年連盟という行動右翼、この右翼の名前で、中部電力株式会社殿ということで五万円をくださいという請求書が出ているわけです。ですから、ふだんからこういうおつき合いを中部電力はしていらっしゃるんだな、こういうふうに思います。そうしますと、それについて五十一年十月一日、五十一年十月十九日に承認票というのを、社内の資料ですけれども、日本青年連盟へ秘書課として五万円を出しています。
同じ右翼系の新聞によりますと、青思会という右翼団体がありますが、これは行動右翼の中核体としての役割りを担うだけに、例年夏季に実施する戦闘訓練——殺人訓練ですが、これは昨年の菅平での訓練に引き続いて、今夏も例年どおりの訓練が挙行されると報じております。
そういう意味で、私はこれが一体何を意味するのか、天皇と右翼というものが歴史的に思想系列として非常に結び合わされておるわけでありまして、行動右翼といいますか新右翼といいますか、こういう行動に対して、もっと政府としては対処していかなければ、国民はまたぞろ天皇制ファシズムの復活ではないか、こういう形で非常に憂えておるわけであります。
それから二つ目は日常活動を活発にやる、街頭宣伝その他をやっておる、一応行動右翼と称しておりますが、これが事件を起こすのが一番多いわけでございまして、先ほど申しました数字も大体この分類によって、この分野の種類の右翼団体によって行われておるということでございます。
先ほど来の質問に対しまして、いろいろと行動右翼等に対する対策というものが講ぜられておるようでございますが、これはもちろん行動右翼に限ったことではございません。いわゆるテロ行為は民主主義の敵だというふうに言われておりますので、どういう団体あるいはどういう人物であろうと、テロ行為に走るおそれのある者に対しましては、かねて十分な準備がなされておらなければならない、こういうふうに考えます。
また、行動右翼につきましては、現在私どもが把握をいたしておりますのは、四十団体、構成員二万一千人ということでございます。
まず、行動右翼及び左翼、特に破防法の容疑団体になっていると思いますが、その行動右翼団体というものはどれぐらいあるのか。朝鮮総連はなっておるやに聞いておりますが、その辺の点についてまずお尋ねしたいと思います。
常日ごろ「一人一殺」ということを主張している行動右翼の、警察がもう顔見知りの、名うての男がそこにいるのに、そして、共産党の最高幹部が飛行機でおりてくるというのに、私の友人がおりますからここにいるのですと言うことを、そのまま警察が信用して、そこに放置しておくということは、これは明らかに警察の手抜かりじゃありませんか。そう思いませんか。だれが考えたってそうですよ。
○山本(鎮)政府委員 もちろん、行動右翼が妨害するというような形でいこうとする場合には、われわれとしても、そういうことがないように、あるいはそういうことをやらないようにというように、適切な形で指導なり勧告はする場合もございます。
この点はまた日を改めていろいろ議論はいたしたいと思っておりますけれども、昨日、春闘共闘委員会の整斉たる行動に対して、学純同という、行動右翼だと思いますが、この装甲車まがいの宣伝カーが突っ込みまして、一人の方に対して重傷を負わせるというような遺憾な事態もございましたが、今回の浅間山荘事件を契機にいたしまして、警察官がもっとライフルその他重装備をすべきじゃないかとか、あるいは、この際徹底的に火力をもって
しかし問題は、行動右翼ということがわかっておって、しかも服装自身は、あらかじめ乱闘を予想された服装で来ておることに間違いないといたしますならば、まず警察は事案の起こらないように十分の注意をする必要がある。全くそういう処置をとらなかったと思うのです。今日の警察は、問題の起こったあと始末だけをして、そしてそれを裁判にゆだねるということが警察の任務じゃないはずです。
○川島(広)政府委員 いま性格で申しましたように、理念と実践についての交流とこういっておりますので、この性格はどちらかと申しますれば行動右翼と申し上げたほうが適当かと存じます。
○安井委員 右翼にはいわゆる行動右翼と思想右翼といいますか、そういうふうな分け方もあるわけでありますが、どちらに類するわけですか。
ところが、これに対しまして、行動右翼約四百八十団体で組織いたしております全国愛国者団体会議議長佐郷屋嘉昭が、二十二日午前十時から名古屋熱田神宮文化殿で第八回全国大会を開き、集まる者二百五十名、そこで皇国憲法の制定、核武装による再軍備、徴兵制度の確立、反共を叫びまして気勢を上げ、おりから開催中の中国展に反対し、市中パレードをすることになりました。
また、社会的な、特に暴力主義的な活動という面から見た場合にどういう点について——先ほど労働連動の面というようなお話がありましたが、労働運動の面だけでなく、その他の面にあるかと思いますが、どういう面に行動右翼が今後破壊主義的な行動をやってくる危険性があると皆さん方は見ておられるか、これをひとつ御説明願いたいと思います。
○田畑金光君 いわゆる暴力団というのは全国に五千以上の団体があり、暴力団員というのは十六万以上もいると、こういわれておりますが、この行動右翼というのは一体幾らぐらいの団体があって、これに所属する団員というのは幾らぐらいいるのか。五年前と今日とではどの程度ふえてきたのか。特に安保の当時と今日とはどのようにその数は動いているのか。これを簡単に数字だけひとつ教えてもらいたいと思います。
いまの一万人あるいは行動右翼の二十幾つかの団体が、最近の数年間にどのようなふえ方をしておるのか、あるいは安保の騒ぎの当時と幾らも変わっていないのか、その辺を承っているわけです。
これはきわめて虞犯性の強い行動右翼である、こういうふうに私どもは断定しております。行動というのはアクションのほうの行動ですね、行動右翼、こういう断定をいたしております。
○政府委員(後藤田正晴君) 昨日も申しましたように、最近はなかなか区分けのむずかしいのが出てきつつあるわけでありますけれども、防共青年隊は、私どもとしては、一応先ほど申しましたように行動右翼である、こういう見方をいたしております。
同時に、右翼につきましては、右翼の実態が一人一殺的な、いわば行動右翼というものもございますれば、いわゆる売名右翼というものもございますし、また、暴力団となっているような右翼もあるわけでございます。したがいまして、暴力団的な面につきましては、私どもとしては、これは刑事警察の面で、暴力団取り締まりということで、徹底して今追及をしていく、こういう態勢、とっているのでございます。
私は、今いった暴力団、それから思想を持った右翼というものが、それが行動右翼であると思想右翼であろうとを問わず、そういうものとの間に深いつながりがある。彼らからすれば、今の自民党、池田政府の政策する——これはファッショ、ファシストですから、今の自民党及び池田政府のやり方すら気に食わない。こういうことから再びテロを計画している。前に浅沼委員長が殺された。
それから次にお話しの暴力団あるいは行動右翼、過激な行動に出るようなものにつきましては、これは単に事件が起こるという情報についてのみならず、平素からこれを組織、系統別にファイルして調べるように、ここ数年非常に努力を続けておるわけでございます。従いまして、できるだけ彼らの行動というものを未然に察知いたしまして予防措置を講ずるように努めておるわけでございます。