2009-03-17 第171回国会 衆議院 総務委員会 第9号
かんぽの宿問題で問われましたのは、入札の公正さそのものよりも、むしろ、先ほど申しましたように、国民二百万人以上が毎年利用しております施設が単に不良資産という言葉のもとにお金にかえられようとした、そのことに対する国民の、グループの経営理念と申しますか、あるいは組織の行動原理そのものへの不信感を強めたことに最大の問題があろうかと思います。
かんぽの宿問題で問われましたのは、入札の公正さそのものよりも、むしろ、先ほど申しましたように、国民二百万人以上が毎年利用しております施設が単に不良資産という言葉のもとにお金にかえられようとした、そのことに対する国民の、グループの経営理念と申しますか、あるいは組織の行動原理そのものへの不信感を強めたことに最大の問題があろうかと思います。
そういう意味で、公務員制度改革は公務員の行動原理そのものに直接影響を持つものでありますし、中核と考えてまいりました。 現在、公務員に対しては国民から大変厳しい御批判もございます。そうした声を受けて、正すべきものは正しながら、同時に、公務員が時代の要請に対し積極的に対応し、伸び伸びと誇りを持って働けるような公務員制度を何としても実現をしなければなりません。