1954-06-02 第19回国会 衆議院 決算委員会 第36号
でありますからこの前の黄変米のときも、われわれは買入れをするときに、向うに行つて船積みをしない前に、その米を検査してから船積みをしたらいいじやないかということまでも申し上げて、長官もそういうことをやると答えております。それが速記録に載つております。それにもかかわらずまたこういうことになつた。
でありますからこの前の黄変米のときも、われわれは買入れをするときに、向うに行つて船積みをしない前に、その米を検査してから船積みをしたらいいじやないかということまでも申し上げて、長官もそういうことをやると答えております。それが速記録に載つております。それにもかかわらずまたこういうことになつた。
この問題について先ほど私は伺つたが、二十七年に行つて、船積みのときに検査を委託された。その船積みのときの検査でどれだけの瑕疵があつたかなかつたか。昭和二十八年以後、船積みのときの検査で瑕疵が発見されたのか、すなわち黄変が発見されたのかされなかつたのか。それから商社に検査を委託したのであれは、いかなる商社に検査を委託して、その瑕疵が発見されたのかされなかつたのか。
最後の段階に行つて船積み、そうしますと、加工業者の手を離れましてから輸出の段階まで非常に期間がかかる。而もそれが通常の姿だということになりますと、あとで直すにいたしましても、或いはあとから認めるにしましても、おのずから技術的に不可能な段階まで考えられるわけでありまして、段階的に見れば、可能な段階も全然ないとも私は思いません。