1954-12-02 第20回国会 参議院 本会議 第3号
それから軍人以外の戦争犠牲者、公務のために戦争に行つて犠牲になつた、軍人以外のこの援護を要する者に対しましては、この上とも財政の許す範囲におきまして、社会保障施策の拡充適用にまつて、できるだけのことをやつて参りたいと考えております。以上お答えします。(拍手) 〔国務大臣草葉隆圓君登壇、拍手〕
それから軍人以外の戦争犠牲者、公務のために戦争に行つて犠牲になつた、軍人以外のこの援護を要する者に対しましては、この上とも財政の許す範囲におきまして、社会保障施策の拡充適用にまつて、できるだけのことをやつて参りたいと考えております。以上お答えします。(拍手) 〔国務大臣草葉隆圓君登壇、拍手〕
内地にいていろいろといばつておつた人間より、戦地に行つて犠牲を払つた、特に応召の軍人などは非常に大きな犠牲を払つておる。そこでそういうことになると、やはり文官恩給、軍人恩給というものを両方取上げて考えないと、議論が一貫して来ない。ただいま先生がおつしやつた通り、やはり内地におけるものも、戦地におけるものも、軍人だけが戦争の責任があるとはいえない。
それから、重ねてこの際お伺いいたしておきたいことは、副総理は先日本会議で、議会終了後ただちに現地へ行つて、犠牲者の家庭を慰問し、そうして実情を見、その人たちの心からなる要求をお聞きいただけるということを議会で確約されましたが、明日あるいは明後日議会が解散になりましても、必ずおいでくださるだけの政治家としての責任をお持ちであるかどうかということを、お伺いいたしたいと思います。