1954-10-18 第19回国会 参議院 法務委員会 閉会後第8号
○委員長(高橋進太郎君) いや、私のお聞きしたいのは、それは法的関係から法務省が直接指揮するとか、そういうことじやないのですが、少くとも最高検がこれだけの大きな事件につきましては、最高的な判断をする必要があるわけですから、そのなまなましい事件の事情なり、そういうものをたとえば現地に行つて、検事総長が行けなければ次席が行くとか、そういうような工合にして、どうしてそういうことをせられなかつたかどうかという
○委員長(高橋進太郎君) いや、私のお聞きしたいのは、それは法的関係から法務省が直接指揮するとか、そういうことじやないのですが、少くとも最高検がこれだけの大きな事件につきましては、最高的な判断をする必要があるわけですから、そのなまなましい事件の事情なり、そういうものをたとえば現地に行つて、検事総長が行けなければ次席が行くとか、そういうような工合にして、どうしてそういうことをせられなかつたかどうかという
然るに何でもかんでもいい加減なことを書いて行つて検事、検察官が裁判官のところに持つて行けばその内容も十分検討せずして、どしどし逮捕状を発令する例が近頃非常に多い。これは人権尊重という今日の建前からいたしますれば、甚だ以て人権蹂躙である。